概要
リリースはC78(2010/08/14)。
スグリの続編であり、システムはスグリのものを踏襲している。
本作の追加要素として、
- 使用できる武装が銃器2種類+接近攻撃1種類の計3種類に増えた
- 新操作として『バリア展開中に攻撃でハイパーアタック(ボムに相当)』を採用(任意で旧操作に戻せる)
- ダメージを受けても『累積ダメージボーナス』がリセットされなくなった
- 『早回し方式』を採用、逆に言えば敵が残っている間は敵が増加しづらい
などが挙げられる。
グラフィックについては前作より大幅に強化されており、爆風やビーム兵器の透明感が増した。
デフォルト絵も前作はドットだったが本作は小型のイラストとなりほの氏特有の柔らかさが出ている。
ストーリー
(要約)
ヒトとヒト同士の戦争はあまりにも長く続きすぎた。
誰と誰が、いつから、何のために――それすらも分からなくなるまでに。
それでも、地球が黒く塗りつぶされ、死に至る寸前まで戦争はまだ続いていく。
そんな中、一人の少女『ソラ』は生まれた。
望む事無く『戦う為の力』を持って生まれた彼女は、それを喜んだ周囲により
彼女の意思とは無関係に、戦う意味すら分からずに戦争に放り込まれる……。
前作『スグリ』において『地球という星はボロボロだった』理由はこの戦争と考えられる。
比較的爽やかで和やかなムードであったスグリとは対照的に戦争の重苦しさを前面に押し出した
悲劇的なストーリーとなっている。
登場キャラクター
こちらの閲覧はゲームのネタバレを含む可能性があります。
ソラ(プレイヤー)
本作の主人公。
前作の主人公スグリと同じように、特殊な体質を持った元・普通の人間。
それゆえに望まれる事なく最終兵器として改造され戦場に駆り出された。
傷ついた所をとある青年に救われ、青年の為に『地球を修復する為の仕事』を始める事となる。
ちなみにボクっ娘である。
二面以降衣装が変わる。
アルテ(一面ボス)
規格外なソラの性能を見て早々にソラを化け物扱いする。
負けず嫌いな面も見られ、皆を守ろうとソラをなんとしても食い止めに来る。
ソラは戦争を辞めたい為に和解をしようとしたが、結局出来ずソラと戦う事になる。
敗北立ち絵をよく見ると左手薬指に指輪のような物を着けている。
ツィー(二面ボス)
ソラがお手伝いしている技術者に仕返しをする為倒そうとやって来た少女。
立ち絵では上半身しか映らない為、パッと見ショタキャラのように見えるが、女の子である(服装もスカート姿である事がデフォルト絵で確認出来る)。
喋り方が子供のような喋りをし「なのら」という語尾をつけて喋る。
ミラ(三面ボス)
ツィーと同じくして技術者に仕返しやって来た人物。
恐らく容姿などから見ると男性キャラであると思われるが、一人称が「アタシ」であったり喋り方が少し女性っぽさもあり、橙汁のファンディスク『100%おれんじじゅ~す!』では女性声優関香澄氏が声を担当している事から、前作スグリのイルのように見た目は男性のように見えて女性であるパターンの可能もある。
シャム(四面ボス)
ソラのオペレーターを務める人物。チュートリアルのオペレーターの声の正体。
戦争中のソラを探し連れ戻しに来たが、ソラは目的である『地球を修復する為の仕事』をやり通す為に戻らないと決意。だが何としても連れ戻す為にソラと戦う事になる。
立ち絵をよく見ると、左頬や左腕に火傷の跡のような跡がある。
ナート(五面ボス)
シャムと同じくしてソラ達の味方側。だったが、ソラが例の目的の為に姿を消してしまった事から変わりの最終兵器として改造されてしまった挙句に手をもがれてしまった。
ソラが消えた事に裏切られたと思いかつ、望まぬ戦争と望まぬ自身の改造に憎しみと怒りをソラへぶつけに戦う事になる(ソラは戦争を終わらせる為に味方側を敗北して戦争を終わらせようと決意し戦う)。
スターブレイカー(六面・最終面ボス)
星を破壊する為に生まれた少女。
戦争をする為に生まれてきたと語り、その力は街が焼け落ち、人々の命は一瞬で無くなる程の破壊力を持っている。
最終面では第二形態の姿になってソラを襲い掛かる。
ヒメ&スグリ(EXボス)
戦争から時が経った間の記憶を知らないソラの元へスグリとヒメがやって来た。
それは…