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――"SUGURI" a littie war in brand-new earth――

  This is a story of only one "human"... in the brand-new earth

ゲーム作品でのスグリについて

概要

同人サークル橙汁』によりC69(2005/12/30)にリリースしたPC専用の同人ゲーム作品。

Steam版でのリリースは2014/07/02だが、英語のみしか対応していない。

また、DLsiteでのリリースは2010/11/17でありこちらは日本語対応している。

シューティングゲーム作品となっており、「手加減無しのハイスピードシューティング」と銘打たれている。

その通りイージーモードですらクリアするのが初見では厳しい程のかなり鬼畜難易度である。

先述の通り横スクロールシューティングだが、

  • 体力ゲージがある。
  • 攻撃時にプレイヤーに硬直がある。
  • 一部の武器には近距離専用武器もある。
  • ビームやレーザー等の敵の弾幕攻撃を無効化するダッシュがある。
  • ロックオンの関係でプレイヤーは360°の方向にショットを撃てる。

この点から操作性はむしろアクションゲームに近いかもしれない。

なお、C70(2006/08/13)にて対戦用の番外編『Acceleration of Suguri』、

C78(2010/08/14)にて続編である『ソラ-sora-』がリリースされた。

その後も『Acceleration of Suguri2』が登場したり、橙汁による別のゲーム『100%おれんじじゅ〜すっ!』にスグリに登場するキャラクターが全員出場したりと、多く活躍している様子。

上記のメインテキストはスペルミスの修正した物であり、公式では「in the b l and-new earth」と表記されているが正しくは「in the b r and-new earth」である。

ストーリー

地球と言う星はボロボロだった。

何度も何度も繰り返された戦争で、人も地球もボロボロになった。

ほんの僅か、生き残った人達は地球を捨てた。

宛ても無いのに空へと飛んだ。

ほんの僅か、地球に残った人は、地球の手当てを始めた。

もうボロボロで、人の手なんかに負えないのに。

人の手では、地球はどうにもならない。

だから人は、とんでもない時間をかけて

地球をどうにかできる「ひと」を造った。

とんでもない時間をかけて、たった一人。

たった一人の「ひと」は、スグリと呼ばれた。

スグリは、地球の手当てをはじめた。

果てしなく広い地球を、たった一人でどうにかしようと頑張った。

長い長い時が過ぎた。

地球は少し、綺麗になった。

花も少し咲くようになった。

森も僅かに広がった。

生き物も、少し増えた気がする。

スグリ以外の普通の人でも、地球をどうにか出来るようになった。

それからスグリは、みんなと一緒に頑張った。

それからまた、ほんの少し時が過ぎて…

ある時、空から沢山の何かが降ってきた。

雨でも、雪でもない何か。

空を飛んでる様に見えるけど、鳥でもない。

それが何なのか、スグリには解らなかったけれど

みんなが不安がったので、とりあえず様子を見に行く事にした。

※公式サイトより引用

主なキャラクター

スグリ (プレイヤー)

本作の主人公。改造人間であり、かれこれ1万年ほど地球の修復にあたっていた。

大きいジッパーの付いたジャージの服が特徴的な女の子。

アホ毛付き銀髪ロングヘアーに絶対領域と萌え要素は豊富。

主武装は『ビームライフル』と『ソード』(見た目は赤いビームサーベル)。これらを構えたスグリの作品が投稿されることが多い。

但しゲーム中では他にも多数の武器が用意されており、これらをプレイ前に選択できる。

(ただし初期から使える訳ではなく、ゲームを進める事で新たな武器が解放されていく)

サキ (ステージ1 ボス)

地球に移住する際に偵察としてやってきた少女。趣味はお菓子作り。

『さっくり消えてください』等のセリフや笑顔で手榴弾を振り回すことから腹黒い面も見受けられる。

萌え要素としてはアホ毛金髪、口癖(まぅ~)、ダッフルコート、敬語キャラ。

(ダッフルコートについては『核の冬』のせいで『地球は寒い』と事前報告を受けていたため。

 本人も実際の地球とのギャップで暑がっている。)

イル (ステージ2 ボス)

重火器を操るの緑髪の少女。ボーイッシュな印象や言動が見受けられるが一人称は『私』である。

一見男の子に見えるが(キョウコからもそれを指摘されている)、微妙に胸のふくらみは確認できる。

ナナコ (ステージ3 ボス)

7つのビットを操る紫髪の少女。本作のロリキャラ、およびツンデレキャラ担当である。

このビットたちは体の一部のようらしく、無いとイライラするとの事。

(これを紛らわす為、『Acceleration of Suguri』では犬を飼いならしている)

カエ (ステージ4 ボス)

体の一部を武器に変える能力を持つ赤髪巨乳の少女。ただし、この能力は失敗しているらしいため、

炎を出したり分身を出したりする程度の能力にとどまっている。

強力なマインドコントロールの影響のせいかバカキャラになってしまっており、

Acceleration of Suguriでは彼女は技名が『しゅぱっ!』『カキーン!』と擬音語のみになっている。

『うるさい』という理由でシフに軟禁される。そのため無音恐怖症である。

キョウコ (ステージ5 ボス)

多目的に使えるクリスタルを操る青髪眼鏡っ娘。頭脳派で冷静沈着。

ステージ1~4までのボスのまとめ役的な存在。

よく『面倒』と口にするが、これは能力使用時に生ずる『体の痛み』の言い換え。

シフの作った改造人間たち「シフ・ブランズ」における最初の一体であり、一番の年長者。

シフ (ステージ6 ボス)

地球に移住しよう(侵略しよう)として攻撃を仕掛けてきた張本人の男性。独占欲、支配欲が強い。

またステージ1~5までのボスとなる少女を改造したのも彼である。

他のボスは生身で戦闘するがシフに限り巨大ボスに乗り込む。

ヒメ (最終ボス)

シフたちの宇宙船深部に封印されている『守り神』。スグリ同様絶対領域持ち。

赤と青の光の翼、鎖での攻撃が特徴的。

シフの事を快く思っていないらしく、スグリと死闘を演じるように見せかけて宇宙船から居住区を切り離してシフから解放する。

ウェーブのかかった金髪ショートカットフリルの多いドレス風の服等、

スグリとは対照的な点が多いためか、スグリとのカップリング作品も見受けられる。

なお次回作『ソラ』やファンディスク『100%おれんじじゅ〜すっ!』ではスグリと一緒に行動している。

NO-NAME (AoS X-Editonボス)

外伝的作品に当たる『Acceleration of SUGURI X-Edition』に登場した、シフの分身である人型ロボット。

知能に優れる反面体力が劣っていたシフが、パワーに優れた自分の分身として作り上げたが、自分と同じ顔が動き回っているのを気に入らなかったらしく封印されていた。

シフと違い生身での戦闘を行え、本編で登場した雑魚キャラ達を操り攻撃を仕掛けてくる。

陰湿な印象を受けるシフと違い、豪放で大雑把な性格(己の欲望に忠実という点は同じ)。

顔と声はシフ本人と全く同じだが、服装と髪の長さが異なっている(NO-NAMEのほうが髪が短い)。

スグリ(キャラクター)について

「私は私のやるべき事をやる」

「理由もなく戦いたくないよ」

概要

本作の主人公であり操作をするプレイヤーキャラクター。

他「ソラ-sora-」や「100%おれんじじゅ〜すっ!」にても登場する。

小柄な身体に銀の長髪。真っ赤な眼をした、たった一人の「ひと」。

戦争でボロボロになってしまった地球をなんとかするために造られた改造人間である。

虹色の輪を幾重も纏って空を飛び、かれこれ一万年ほど、地球再生のために奔走している。

経歴

もともとは突然変異で生まれた、少し特殊だが普通の人間。それゆえ特別な改造手術に耐えることができる唯一無二の存在だった。

地球を治すために自ら施術を希望し、父親の手によってたった一人の「ひと」となる。

改造手術はいくつかの段階を踏み、最終的に7年を要した。

改造が一段落したときスグリは20歳になっていたが、最初の手術で身体的成長が停止していたため、容姿は14歳時点からほぼ変化していない。唯一、赤い瞳だけは改造の影響によるもので、鏡を見たスグリは「目が真っ赤だ」と驚いている(生来の瞳のカラーは語られていない)。

Acceleration of SUGURI 2 時点で、成長が完全に止まっている改造人間はスグリとヒメのみ。

『スグリ』

一万年の治療の甲斐あって持ち直した地球に謎の宇宙船が迫る。

様々な戦闘機械に加え、スグリと同じように空を飛ぶ「ひと」の攻撃を退けながら宇宙船に潜入、強行な侵略を企てたシフを倒す。自棄になったシフが宇宙船を地球に落下させようとしたため、宇宙船をまるごと飲み込むほどの巨大なビーム柱で消滅させた。その際シフの命を救ったものの、のちに彼は自害してしまう。

改造人間

『スグリ』における改造人間は一般的なサイボーグと異なり、身体が機械化されているわけではない。なかでも、そもそもが特殊な変異体であり、ゆえに無茶な改造に耐え抜いたスグリは特別で、その存在はいまや「実体のある幻のようなもの」であるらしい。

スグリ以外の改造人間たちにしても、彼らが先進的な戦闘機械を単純なスペックで超越している時点で、その優れた能力の数々が機械化由来のものとは考え難い。

他方、NONAME やスミカなどは機械であることが明言されている。

戦闘能力

改造人間は本来兵器として造られるもの。

スグリも戦う力を持っており、特にその機動力は、戦闘を本業とする改造人間たちをすら圧倒するものと思われる。

ミサイルを振り切る高速度、ビームを回避する瞬発力は言うに及ばず、陸・海・空、そして宇宙と、スグリはあらゆるフィールドで環境の変化を気にも留めていないかのように振る舞う。さらには地球大気圏離脱・再突入をも苦も無くこなすなど、その機動、運動にはまるで際限がなく、制限もない。

特に『スグリ』後半においては、まずキョウコステージで戦闘を繰り広げながら大気圏を離脱。続くシナリオでは宇宙船へ突入して内部を破壊、そのままヒメに連れられ地球へ再突入し、月明かりの下でダンス。再びヒメと共に宇宙船に接近して一撃を加えると、またも大気圏再突入して最終攻撃――という傍若無人ぶりを発揮している。

こういった甚だしい機動に加え、状況に応じて多彩な武装を使い分けることで、スグリは止むを得ず敵対することになった多くの改造人間たちを退けた。

とはいえ手から直接ビームを放つというような、真に自分だけの攻撃方法、つまり武器を介さないエネルギー輻射には不慣れ(宇宙船への最終攻撃を見ればわかるように、不可能ではない)なようで、『スグリ』ゲーム中で使用できる攻撃は、フォースエッジを除いたすべてが、何らかの武器から放たれる形態となっている。もっともスグリはそれらの武器を必要なタイミングで、虚空にほいほい作り出して使っている。

ナノスグリ

ゲーム外のコンテンツで示され、その後も幾度かスグリのイラストを担当したイラストレーターほの氏の口から漏れた言葉。スグリが地球を治療するときに要となっている存在で、詳細は不明ながら全地球を満たしているらしい。

また、スグリは傷を負っても即刻回復するという異常な回復力を持っているが、仮に全身が一瞬で消滅したとしてもこのナノスグリが集まってすぐに元通りになる。スミカの放った、地球すべてがスグリのバックアップのようなもの、という発言にも関係があるかもしれない。

同じく詳細不明の『地球砲』を使うにはスグリとナノスグリが協力しあう必要がある。

物語の深い部分に関わっていそうなわりに不透明な部分が多いが、少なくともナノスグリを、語感の近いナノマシンと混同するのは間違い。

戦闘機械が改造人間を超えられない(でなければ改造人間は必要ない)ことと同様、「ひとの手には負えなくなった」地球をナノマシンで再生することなどできはしない(これが成るならば、たった一人の「ひと」は必要ない)。

ナノスグリが何をどうやっているのかはわからないまでも、その効果を物質的ナノマシンで代替することは不可能なのだということはハッキリしている。

ほの氏のパブリックな発言を拾ってくるならば――ナノスグリとは、その役割と形態から今のところ、便宜上ナノスグリと呼ばれているだけなのであって、実際にはナノスケールというわけでもなく、そもそもスケールや数にも意味はない、のである。

ちなみに、体質改善などに活用するための、そのものずばりのナノマシンであれば『スグリ』世界にすでに存在している模様。

100%おれんじじゅ〜すっ!

橙汁ファンディスク『100%おれんじじゅ〜すっ!』にても登場をし、

スグリ(Ver.2)スグリ(460億年)といった他バリエーションが存在する(スグリ(460億年)200%みっくすじゅ〜すっ!によるもの)。

声優は吉田聖子さん

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橙汁

同人 同人ゲーム STG PCゲーム

スグリ Suguri

ソラ(橙汁)…スグリシリーズの続編となる作品

AOS AOS2…スグリシリーズの番外作品

100%おれんじじゅ〜すっ!…橙汁による別のゲーム作品。スグリに登場するキャラクター全員CVが付いて登場している。

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