概要
TBSのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の企画のひとつであり、様々な問題や不祥事をやらかす当番組において、数少ない高い評価を得た人気企画のひとつである。
2019年に新元号の『令和』が発表され、人々が浮き立っている中、その令和すら知らない平成世代の生き残り芸人が発表直前に拉致され、ある一室の中に監禁され、令和という漢字二文字の新元号を当てるまで脱出出来ない過酷な企画である。
ルール
その名の通り、令和という漢字ニ文字を当てるだけという単純なものだが、ご存知の様に日本の漢字は数千個もありその中から二文字を組み合わせると何万通りという組み合わせにもなる為、果てしなく終わらない超過酷企画でもある。
この企画に参加したななまがりは、当時は全くの無名だった。
部屋の一室には筆、半紙、硯が揃った習字セットやタイマー、漢字辞典が揃えており、タイマーが0になるとブザーが鳴り、同時に二人が筆で書いた書いた年号の答えを発表し、不正解ならまた漢字ニ文字を書き再度答えを発表。基本的には一日中これをひたすら繰り返すだけである。
また、1日ごとに生活費が支給され、その生活費の中から番組が用意したアイテムも購入出来る。アイテムはお菓子、ジュース、アルコール、タバコ、漫画、娯楽用ボードゲーム等。中には高額なヒントアイテムも用意されており、ヒントは梅、竹、松と高価なほど正解に辿り着けるチャンスが高まる。因みに彼らが購入したアイテムは殆どタバコだけだった。
同時に朝、昼、夜の食事の際は二人が選んだ漢字一文字を、選択しそれを書き、書いた漢字の画数が多ければ多い程食事が豪華になる物になるシステムである。ただし、誤字、脱字の場合はペナルティとして食事抜きになる。
結果
開始当初は数千通りの漢字を書くものの一向に正解の糸口すら掴めず。しまいには今まで書いた漢字すら忘れてしまう大苦戦を強いられてしまう。だが、開始から5日程経った頃には生活費がある程度貯まった事から思い切って二人はヒントの松を購入する。
それは、一見するとただの蛍光色のランプに見えないが実際は二人の書いた漢字が令和の文字や画数や読み仮名、発音に近ければ近いほど強く発光する仕組みになっている。
その仕組みにいち早く気がついた二人はランプの発光度や漢字の画数、読み仮名のパターンを駆使しながら遂に令和の二文字に辿り着くことが出来た。
関連イラスト
企画内出てきた元号「歯姫」で検索するとこれのイラストが出てくることがある。