目を開くとそこは、街のようだった。
街?街って・・・。
一瞬記憶が錯乱するが、街は街だ。
それ以上でも、それ以下でもない。
概要
『The Second World 〜世界のつくりかた〜』とは、ホロライブ3期生の宝鐘マリンが小学生、中学生、高校生、社会人のすべてを費やしてコミカライズからスタートしてゲームまで作ってしまった黒歴史。
そして大空スバルのチャンネルで配信した『黒歴史選手権』という企画で自ら掘り起こしてしまった事がきっかけで、自分で実況配信することになり、博衣こよりがマリンと一緒に配信したり、さらには井上麻里奈、福圓美里、園崎未恵が声優オーディションを受けると反応をされ、本格的にホロライブのメンバーによる声優オーディションが開催される事になり、ついにはプロ声優による声優オーディションが開催され、ティザームービーまで製作されることになった。
2023年12月の配信にてチャンネル登録者300万人で配布の予定があるとマリンから公表された。なお、実況および配信は禁止とのこと、これは他のホロメンに「船長のゲームをプレイしてほしい!」「船長のゲームの続きしないの?」など一部からの声で迷惑をかけたくない心遣いでもある。
しかし、2024年1月11日にオフコラボにて大空スバルが実況プレイする事になった、元々は『とっとこハム太郎』のゲームをプレイしてもらう予定だったが、このオフコラボの前の1月10日にマリンの登録者数300万人を突破してタイミングが良かったので本作をプレイして実況してもらう事になり、マリンは今回も見守りとして同席する事になった。
ただ、300万人突破のテンションが高い状態で決めたのはいいが、当日には冷めてしまい情緒不安定になったマリンの要望により第一章部分のみだけの配信となった。
2024年1月21日のマリンの配信でDL配布が開始した。
また中学生時代に作られた旧バージョンも第一章のみながら実況プレイにて公開された。ただし、こちらの配布はされていない。
2024年6月2日に兎田ぺこらが実況プレイする事になったが、マリンからの許諾なしでいきなり始めたためdiscordでマリンがチャットする形でスバルと同じく第一章までの配信となった。
ぺこらは始める前に後述のティザームービーも視聴しており、同期が過去に作ったゲームのクオリティの高さを称賛して配信後にアプデを求めるツイートをした。
声優オーディション
2023年4月15日にホロライブのメンバーによるオーディションが開催され、尾丸ポルカ、ロボ子さん、博衣こより、天音かなた、AZKi、白銀ノエル、さくらみこ、鷹嶺ルイが参加した、それと審査員をしていた白上フブキが飛び入り参加した。
しかし、この配信では配役は決定しておらず、後に発表される事となった。
そして、ついに2023年4月21日にプロ声優によるオーディションが開催されることになった、事前に立候補してきた井上麻里奈、福圓美里、園崎未恵はもちろん、佐倉綾音、大空直美、坂田将吾、岸尾だいすけ、石谷春貴、山下誠一郎、白石涼子、東地宏樹という人気と実力のある面々が参加した。
また同じキャラクターでも声優によってアプローチや演技の違い、そして一般人には聞く機会がなかなか無いオーディションテープを聞けるなど、大変貴重な動画にもなっている。
惜しくも採用されなかった声優も、ティザームービーにナレーションや別役で参加している。
2023年4月30日に上記のアフレコ現場に潜入し、マリンが監督初体験をした動画も公開された。
ゲーム
略称は「セカワー」。
ただし、呼び方としては「セカワ」で、最後のワの部分は伸ばさない。
文章やセリフが独特の言い回しとなっており「マリン構文」として親しまれている。
「と、思いつつ」を多用したり、「同じことを言い直す」「付け足し」「撤回」「二重否定」「繰り返す」「否定攻め」が特徴となっている。
『ファーストワールド』は小学生の頃に書いていたコミカライズ版が該当する様で、その世界(ファーストワールド)の次の世界として『セカンドワールド』として本作が作られ、『セカンドワールド』には『ファーストワールド』の謎が入り込んでいる構成となっている。
イベントCG、各キャラクターの特技や特徴、累計好感度システム、マルチエンディング等ゲーム部分は本気で作られている。
ただし、イベントCGが描かれていないシーンも多々あったり、6章から後は制作されておらず、未完となっている。
登場キャラクター
- セフォー(cv.石谷春貴):本作の主人公。記憶喪失で不思議に包まれた謎のキャラでポエムをよく詠む。何歳なのかはわからないが外見は18歳程度。本人も知らない“別の名前”がある。
「大丈夫だよナリリシャ。 俺も何もわからないけれど、君を守るよ。 きっと俺はそのために来たんだよ。」
「どんまいですよ。どん!まい!」
- ナリリシャ(cv.福圓美里):本作のメインヒロイン。17歳の心優しき聖女で、とある儀式に12連敗(13連敗)していて街での風当たりが強い。本人も知らない“裏の人格”がある。
「私、今日で17歳になったけれど… もう12回も儀式を失敗しているんです。」
「私は、重要な事を言っていなかった。 私はまだ目覚めていない。だからこうしてお前に言葉をかけてやれるのもほんの少しの時間。」
- ティーナ(cv.佐倉綾音):孤児院育ちの11才の大道芸人。一人称はボク。「世界名作劇場か何かか?」という程にいい子なのに不幸が訪れてしまうキャラクター(可哀そうなシーンで可愛さ5倍)。笑顔の裏に深い闇を抱えている。
「あぅあーー!ボクのへやだよーーっ ボ、ボクひとりでひとへやつかっちゃっていいの!?」
「ボ、ボク…まえもこうやって、こうかいしたもん… こわくない…こわくない、こわくない、こわくない…」
- ディザレベン(cv.東地宏樹):略して「ディザ」。マッチョダブリュな筋肉バカの居候。気さくでおおらかで取っつきやすい性格している、と見せかけて実は疑い深い一面もあり、過去に謎が多い、深い闇を抱えている闇堕ちおじさん。
「らららオレサマ無敵のディザサマ~ ららら~♪ SMクラブ!!!」
「お前こ~んなところでぬけぬけと生きていたのか! 死んだとかいう噂を聞いて、諦めてたけど… お前を今!この手で!殺せるんだ!!!」
- グアット(cv.園崎未恵):謎の美少年。女の子にも見えてしまう程に美少年で“声変わりをしていない”、そして“声変わりをしていない”。不老不死。ナリリシャに恋愛感情がある。感情の無いクールキャラのように見えるが、実は情熱があったり、空回りしたり、意外とポンコツだったりで、人間らしいキャラである。非常に深い闇を抱えている。
- 宝鐘マリンの性癖をすべて詰め込んだキャラクターで最推し、あくまで“匂わせ”ではあるが「ディザグア」は最推しのカップリング。
- なお、本作が掘り起こされる『黒歴史選手権』より前からマリンの配信で「魔王の末裔(末裔くん)」として登場していて、白上フブキとの『昔作った痛いオリキャラカードバトル』にも登場している、また“彼が出ている自作のゲーム”として本作が掘り起こされた側面もある。なお本作では魔王の末裔ではない。
「あーあ、アホうつっちゃうな。 なんてね。」
「ごめん、ナリリシャ… 守ってあげたいけど… 僕は…誰よりも君の力で生きていたから 君の力がない世界では… 体が…形を保てなく…なっちゃうから…」
- リアンナ(cv.井上麻里奈):お嬢様言葉で喋る15才の元お嬢様。上品なオーラが漂っているが、かなり激情を持っていて結構暴力的でメンヘラなちょっとヤバイ女。兄想いでトールのことを「にぃ」と呼ぶ。誰よりも狂気をはらんでいるという闇のキャラクター。得物は斧のパワー系。
「変態も大概にしないと… いつか死にますわよ。」
「貴方は変態ロリコン屑エロスケベの馬鹿な低脳単純破廉恥男ですわ!!」
- トール(cv.山下誠一郎):リアンナの兄で溺愛している、また妹と対照的にやや軟弱のぶりっ子シスコン男。非プレイヤブルキャラクター。深い闇を抱えておらず暢気に暮らしている。天然で女を口説く才能がありホスト勤め。マリン曰く「闇堕ちしない、一番まとも」とされているが…
「うるうるうるぅ~~」
「ごめんね。僕。リアンナを傷つける人は 女とも客とも人ともみれないんだ。 この雌豚。」
関連動画
関連タグ
博衣こより:本作品のRTA走者世界一位であり、プロ声優オーディションにも有識者として参加している。マリンのことを本作のキャラクターであるナリリシャとかけて「マリリシャ」と呼んでいる。
大空スバル:自身のチャンネルで配信した『黒歴史選手権』にて本作品が発掘される切っ掛けになり、後にスバルも本作品を実況プレイする。
兎田ぺこら:マリンに何も知らせないまま本作品の実況プレイを独断で始めようとしており、マリンがdiscordでチャットしながら見守る形で実況プレイした。