概要
TBSのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の企画のひとつであり、様々な問題や不祥事をやらかす当番組において、数少ない高い評価を得た人気企画のひとつである。
2019年4月1日に新元号の『令和』が発表され、人々が浮き立っている中、その令和すら知らない平成世代の生き残り芸人が発表直前の3月31日に拉致され、ある一室の中に監禁され、令和という漢字二文字の新元号を当てるまで脱出できない過酷な企画である。
ルール
その名の通り、令和という漢字二文字を当てるだけという単純なものだが、ご存知の様に日本の漢字は数千個もありその中から二文字を組み合わせると数百万通りという組み合わせにもなる為、果てしなく終わらない超過酷企画でもある。
この企画に参加したななまがりは、3年前の『キングオブコント2016』ファイナリスト進出以降は仕事に恵まれなかったものの、共に文系大学卒だったことに加え、ボケの森下が「令和」発表を行った菅義偉(当時内閣官房長官)とヘアスタイルが似ていたという理由で起用された。
部屋の一室には筆、半紙、硯が揃った習字セットとタイマーが置いてある。
解答権は5分に1回で、習字で書いて額に入れて発表する。
タイマーが0になるとブザーが鳴り、同時に二人が筆で書いた書いた年号の答えを発表し、不正解ならまた漢字二文字を書き再度答えを発表。基本的には一日中これをひたすら繰り返すだけである。
1日ごとに生活費が支給され、その生活費の中から番組が用意したアイテムを購入出来る。
生活費は固定+資金獲得チャンス(出題されるテーマに沿った漢字を書き、画数が多いほど金額アップ。不正解だとゼロ)。
アイテムはティッシュやタオルなどの生活用品、Tシャツなどの衣類、お菓子、ジュース、アルコール、タバコなど。タイマーのマナーモード(タイマーは昼夜問わず鳴るため)やエアコンのリモコンといったものもあった。
高額なヒントアイテムも用意されており、ヒントは梅、竹、松と高価なほど正解に辿り着けるチャンスが高まる。
しかし、彼らが購入したアイテムはヒントを除けば殆どタバコだけだった。
また、朝食と昼食は支給されるが、夕食は「夕食チャンス」としてクイズ形式になっており、正解数に応じて食事内容が変わる。
結果
開始当初は数千通りの漢字を書くものの一向に正解の糸口すら掴めず。ツッコミの初瀬はそれっぽい解答をしたものの、森下はまず元号に使われそうにないヘンテコな組み合わせを連発。しまいには今まで書いた漢字すら忘れてしまう大苦戦を強いられてしまう。だが、開始から5日程経った頃には生活費がある程度貯まった事から思い切って二人はヒントの松を購入する。
それは、一見するとただの電球にしか見えないが実際は二人の書いた漢字が令和の文字や画数や読み仮名、発音に近ければ近いほど強く発光する仕組みになっている。
その仕組みにいち早く気がついた二人はランプの発光度や漢字の画数、読み仮名のパターンを駆使しながら遂に令和の二文字に辿り着くことが出来た。
関連イラスト
企画内に出てきた解答「歯姫」で検索するとこれのイラストが出てくることがある。