終尾の巨人

しゅうびのきょじん

終尾の巨人とは、「進撃の巨人」に登場する巨人の名称。

概要

物語終盤、始祖ユミルの力を借り始祖の巨人の力を掌握したエレンが、地鳴らしの発動と共に顕現させた巨人。

原作では終始「進撃の巨人」と呼称され、この形態の名称は存在していなかった。TVアニメのThe final seasonのDVD・BD第4巻のビジュアル公開にて原作者の諫山創氏が命名したと語られている。

「巨人」と名を冠しているものの、その姿はヒトの形からはかけ離れた異形。

異常に肥大化した下部肋骨を中心とする骨と腱の体に、上部肋骨以上の部位は胸椎部分の棘突起から伸びる糸のようなモノで肘の部分辺りに括られてぶら下がっている。

そのマリオネットさながらな姿もだが、最大の特徴的なのはサイズ。

高さは推定でも1000m(最大だった巨人体でも100m台)、前後に至っては余りの長さに全体が収めたコマが存在しないため測定不能という、これまで登場したどの巨人よりも規格外な巨躯を誇る。