曖昧さ回避
- 悪魔ベルゼブブの新約聖書『マタイ福音書』における表記。
- 『GS美神』に登場する美神令子の暗殺を謀ったクローン能力を持つ魔族。
- 『ファイナルファンタジー2』のラストダンジョンの宝箱を守るボスモンスター。
- 『遊戯王OCG』の炎属性・悪魔族の特殊召喚モンスターインフェルノイドの一体。
- 『黒魔女さんが通る!!』のキャラクター。
- 『VAMPIRE MASTER ダーククリムゾン』のキャラクター。本稿で説明
悪魔の詳細はベルゼブブの記事参照
『VAMPIRE MASTER ダーククリムゾン』のベルゼブル
主人公シオンの父親であり、かつては魔族(クライアント)の長であった魔王。
人間を「家畜」と見下す魔族の中では数少ない穏健派であり、人間の妻マリアや姪のリリスと一緒に人間との共存を望んでいた。
しかし、それを良しとしない甥のルキフェルによるクーデターで失脚してしまい、マリアとシオンを人間界へと逃がした後にルキフェルの愛人マイケルに処刑されてしまった。
死後、マリアとリリスも殺害される末路を辿り、残されたシオンがベルゼブルの意志を継ぐ事となった。
上述にある通り、魔族の中では数少ない穏健派で長きに渡る歪んだ支配体制を変えようとした魔王であったが、内部変革すら困難な状況で「魔族と人間の間に生まれたシオンなら2つの種族を統べる事ができる」という理屈で実子1人に過酷な使命を託す等、詰めが甘い部分もあり、理解者や支持者が少数の状態でルキフェルを筆頭とする同族の反感を買って身内を不幸に巻き込んだ事から、志しか持たなかった夢想家とも言える。