うるし原智志
うるしはらさとし
アニメーション監督のよしもときんじとは高校の同級生で、公私ともにわたる親交が長い。
高校在学中に角川映画のアニメ『少年ケニヤ』のアニメーター一般公募に応募して合格。
高校卒業後に『少年ケニヤ』の制作を担当していた東映動画へ入社。
後にフリーとなりくりいむレモンシリーズの「ホワイトシャドウ」でキャラデザ・作画監督デビュー。
「極黒の翼バルキサス」では監督も務めた。小説の挿絵などを描いていたこともある。デビュー前後の頃は一時「漆原智志」表記だったことも。
ゲームではラングリッサーシリーズやグローランサーシリーズのキャラクターデザイン、エロ漫画雑誌「COMIC TENMA」の表紙絵などで知られる。
近年はイラストレーターとしての仕事が多い。
一定層に定評がある反面、そのグロテスクさが怖いもの見たさ的な理由で
「たわし原」などとファンにもそうでない人にも呼ばれたりする。猛烈に苦手とする人もいる。
アニメでは乳揺れにもなみなみならぬこだわりをみせる。
(おっぱい的な意味で)やりたい放題やらかしているせいか、様々な逸話があるらしい。
女性キャラのエロさばかりが話題に上りがちだが、男性キャラの美形度もなかなかに高い。
作画以外の仕事(漫画、絵コンテ、監督)なども出来る事はできるのだが
考えすぎるせいかとにかくなかなか完成しないのが難点。
1999年にドリームキャスト版が発売されて当時話題を博したシミュレーションRPG作品ことメルクリウスプリティにて、DC版のみに登場する幾多のキャラクターをそれぞれのクリエイターらがデザインを担当しており、その内エルフの奴隷キャラクターのバヤデーヤのみデザイナーが非公開されていたが大体わかっている通りデザイナーはうるし原本人である。
2023年3月30日に配信された重装機兵ヴァルケンDECLASSIFIEDに30年ぶりの描き下ろしイラストを寄稿しており、ソフト内で閲覧できる。