概要
「詩仙」と称され、世界史の中でも有数の大詩人である。
史上稀にみる酒好き。
「酔っぱらって水に映った月を取ろうとして溺れた」という俗説があるというほどである。
絶句を得意分野とし、警抜な着眼やひらめきを短い詩型に結集させた。
また古体詩では、奔騰する詩想を縦横に、雄大に展開した。
李白と言えば豪快奔放な作風という印象があるが、彼の挫折の人生の軌跡に沿って見ると、李白の詩風や人物像はそれほど単純に割り切れず、ますます複雑多様な魅力を持つ存在であることがわかる。
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杜甫(李白と並ぶ大詩人)