マリア(まいまいまいごえん)
まりあ
概要
サンリオが手掛ける共同企画作品、「まいまいまいごえん」に登場するキャラクターの一人。
容姿
ピンク色のロングヘアをツーサイドアップにし、淡い黄色の天使の羽のような形をした髪飾りをつけている。瞳は青色。左目の下あたりに泣きぼくろがある。
服装はブラウスに、ピンク色のジャンパースカートで、どちらもフリルが多いお姫様のようなデザイン。
髪飾りと同じような色合いのエプロンに、襟元には黒のリボン。
足元は黒のタイツと茶色のローファー。
人物
タイアップ曲
あだ名
マリアは他の園児達を「ボウシくん」「タンポポちゃん」など、園児達の特徴を使った独特のあだ名で呼んでいる。
ただし、例外として幼馴染で仲の良いヒカルのことは「ひーちゃん」、反対に相性があまり良くないユズリハのことは「ユズリハ」と呼び捨てである。
マリアの呼び方(あだ名)一覧
※表はゲーム、漫画、公式Twitter等で判明している人達で、新たに判明次第、随時追加予定。
関連タグ
マイメロディ:まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおけるコラボ相手。
ララ:同じく、まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおいて、ヒカルとコラボし、マリアの格好をした(対するキキはヒカルの格好をしている)。
ネタバレ
この先、ゲーム版第1話及び漫画版第5話のネタバレを含みます
岡田たちがキラキララビリンスに挑戦した翌日、マリアが行方不明になる。
たそがれ横丁の入り口にて、カエルタマゴと手をつないだ状態で目撃され、奥に進んだ。
カエルタマゴに誘拐された…と、思いきや、実際はカエルタマゴに誘われて、たそがれ横丁に挑戦していた。
この時、「メダルを先にくれるならいいよ」と条件を付けて、カエルタマゴからメダルを貰っていた。
ゲーム版と漫画版で、たそがれ横丁挑戦後のマリアの結末は大きく変わる。
ゲーム版では、手を離してしまうと「悪いこと」として、手を離してしまった者の「本当の自分」の具現化である影が出現する。
暴走したヒカルの影とは違い、おとなしく、ヒカルの影をたしなめる発言が多かった。
最終的には、影はマリアの中に戻り、マリア自身は何事も問題なかった。
しかし一方、漫画版での手を離してしまった時のペナルティは「『たいせつなもの』を置いていく」であり、カエルタマゴの手を離してしまったマリアは、カエルタマゴにハンマーで影を破壊され、その場に倒れてしまう。
「あなた、だあれ?」
「はじめまして?マリアはねーマリアってゆーんだぁ」
そして、目を覚ましたマリアは、彼女にとって『たいせつなもの』であるヒカルの記憶を失ってしまう。
また、漫画版ではマリアの影の具現化は出現しない。
漫画版第6話以降は、ヒカルの記憶を失った為か、ヒカルの呼び方は「ヒカルちゃん」に変化してしまう。
この先、さらなるネタバレ
マリアとライムがバッテンの上に乗ったことにより、どちらか一人が負けないと死ぬクレーンゲーム「バイバイスロット」が発動してしまった。
だが、カエルタマゴから同じターンでふたりとも取る事ができれば引き分けとして、両方死なないですむことを知らされる。2人を救うためにライオンとヒカルは引き分けを狙う。しかし、うまく進まない。
焦ったライオンは、大きな山を崩してライムをぬいぐるみの下にしてしまい、ターンを大幅にかけてしまう。カエルタマゴからも茶番はだめだと言われ、これ以上引き延ばせない状態になってしまう。
マリア「マリアに考えがあるの。……マリアを信じて。」
マリアを信じ、マリアをアームで掴んだヒカル。ゴールに入りそうになった瞬間。
マリア「………。えいっ。」
ライム「わ……」
何とマリアは自らアームから降り、降りた衝撃でライムを弾き飛ばす。弾き飛ばされたライムは取り出し口へと落ち、生還。マリアのゲームオーバーが決まってしまう。
ヒカル「…マリアどうして!?自分がなにをしたのかわかってる!?」
マリア「……ごめんね、ひーちゃん。からだが、うごいちゃった。」
ヒカル「…どうしてよ!!それじゃ、マリアが……ゲームオーバーになっちゃうんだよ!?」
マリア「マリアね……。さいしょはタンポポちゃんもイモウトちゃんも見捨てるしかないなって思ってたの。だってアトラクションのルールでどっちかしか勝てないなら仕方ないし……。マリアはマリアをいーこいーこしてくれる人さえいれば、それでいいと思ってるから。でも、ひーちゃんは違った。あの状況でもイモウトちゃんを見捨ててマリアだけ助けようなんて、ぜんぜん考えてなかった。」
ヒカル「………。……前までのあたしだったらマリアを助けることだけしか考えれなかったかも……。……でも、マリアはそんなに弱くない。信じていいって、もうわかってるから…。」
マリア「……うん。ひーちゃんは、ゆぅろぴあで変わったよ。マリアだけじゃない、みんなのことを見て、みんなのことを考えるようになった。……強いけど優しくてキラキラしてる。……マリアもそんなひーちゃんみたいになりたいなって思ったの。」
ヒカル「………!!」
マリア「……今、イモウトちゃんが助からなかったらきっとみんなもう二度と立ち上がれない。ひーちゃんの作った、新しいチームに壊れてほしくないなって思ったら……体が動いちゃった。」
ヒカル「……ずるいよ、そんなの……。マリアがそう思ってくれたなら……。マリアにもずっと一緒にいてほしかったよ……。」
マリア「……ごめんね。でもね、よく聞いて。ひーちゃんはきっとこれからも、みんなの中心になる。みんなを引っ張ってあげられるのはマリアじゃなくて、ひーちゃんなの。……だから、マリアの分まで、みんなのこと助けて、守ってあげて。ひーちゃんはこれからも……マリアがあこがれた、ひーちゃんでいてね。」
ヒカル「……。」
マリア「……おへんじは?」
ヒカル「……わかった……。……ほんとは、ぜんぜんわからないけど! ……マリアにかっこいいところ見せたいから……わかったっていうよ……!!」
マリア「……。」
マリア「___ありがとーね。」
ガラスに隔たれながらも、マリアはヒカルに最後の別れを告げる。
そして、無慈悲にもマリアは『おむかえ』が来ない子としてタマゴとなり、そのままカエルタマゴに喰われ、ゲームオーバーとなってしまった。
マリアの自己犠牲によって大量のメダルを手に入れた一行。沈痛な空気が場を支配する中、ヒカルは泣きながらもメダルの分配を岡田に頼む。
……しかし、この後、事態は急展開を迎える。