雷震子
らいしんし
雷震子は、『封神演義』の登場人物。姫昌の義理の子。
概要
使用宝貝・天騒翼(てんそうよく)
幼少の頃、姫昌に拾われた百人目の子供にして、唯一仙人骨がある。
雲中子の弟子になったが、彼の改造により、黒い肌になり雷と風を発生させる翼状の宝貝・天騒翼を背中に生やした体と化す。その力を持って雲中子の横暴から逃れることに成功し、崑崙山から脱走する。(しかし、原作小説ではもっと化け物じみた姿なので幾分マシである)
父親の元に帰ろうとしたが、姿形を気にし、せめて名を挙げてからと義賊として名乗りを上げる。その時に太公望と戦い敗れる。それを機会に盗賊団を解散、崑崙山で修行したのち殷周革命に参加。
しかし、作中ではあまり活躍の場に恵まれず、出番が極端に少ない(雲中子に「君、誰だっけ?」と言われるほど)。終盤近くでは出番が比較的多く出るようになる。
幾度も雲中子をサンドバックのごとく攻撃しているが、最終的には「バカ師匠」「バカ弟子」と呼び合うようになり、腐れ縁で繋がっている模様。
アニメ版では父・姫昌との縁が重要視されてレギュラーキャラに昇格。
自称「正義のヒーロー」。
姫昌との交流が丁寧に描かれ、見せ場も大幅に増やされた。哪吒とはケンカしたり憎まれ口を言い合いながらも、良き相棒。
ダジャレ好きな一面もあり「水系は電気に弱ぇーって相場が決まってんだよ!!」などと言った中の人ネタもやらかしたこともある。
崑崙山の防衛システム(対象に偽の未来を見せる)では相当に不細工な嫁さんをもらって子供が130人もできるという未来を見せられて(ギャグ的な意味で)石化していた。
(四不象からは「お父さんに勝ったッスね」とからかわれていた)