概要
モンストのイベント『三国志3』の星5以下制限クエスト「孫呉に舞い降りた妖眼皇帝」で登場した光属性の降臨モンスター。同時に星5以下制限クエストでは初めてとなる光属性のボスとして降臨するモンスターでもある。
モデルは後漢末から三国時代にかけて活躍、呉を建国し初代皇帝に即位した孫権。
金髪で赤と水色のオッドアイに竜が巻き付いている様な歪な形をしている剣を持っている。
クエストの初回降臨日は2016年12月2日。
クエストの特徴
出現するギミックはブロック。
ブロックの上に敵が配置されているわけでもなくブロック自体の数も少ないので対策は不要。その為、一見適正範囲が広く見えるが代わりに全ステージに数多くのビットンが出現しており後述する理由によって最低でもビットンブレイカーのモンスターの編成は必須となっている。
光属性としては初の星5以下制限クエストであるが、同時に星5以下制限クエストと言えばどのストライカーもが瞬時にこのクエストを連想する。その本質は初回降臨時、数ある星5以下制限クエストの中でも最難関であり、その凶悪な難しさからコンティニュー出来る爆絶とまで比喩され呼ばれるに至ったクエストである。
そこまでの難易度になってしまった原因としては
- 各ステージに出現する2種類のビットンの存在。
- 光属性のビットンはステージ突入時には重なっており1ターン経過するとブロックと合わせて孫権を守るように移動する為、破壊しない限りボスに攻撃しにくい状態が続く上に1ステージで3~4個と大量に出現する。
- 闇属性のビットンは2ターン毎に敵全体の攻撃力を大幅に上げてくる。2種類あるビットンの中でもこのビットンが特に厄介であり、ただでさえビットンとボス以外の全ての敵が高火力の反射レーザーを放つハンシャインの為、攻撃力アップをされたら即死級の攻撃に変貌しHPが消し飛ぶ、と一瞬でこちらの敗北に繋がる。
- よって上記の通り、闇属性のビットンは最優先で破壊しなくてはいけないのだが、光属性のビットンや雑魚も含めて孫権自身が3~4ターン毎に蘇生させてくる上に『両方ともビットンブレイカーでもない限り破壊不可能な程硬い』為、ビットンブレイカーを持つモンスターの編成は必須。
- ボスの孫権の異常とも呼べる耐久力。直殴り倍率や弱点倍率が上がっていない上に防御力ダウンなどの与えるダメージを増加させる要素が無いにもかかわらず制限でない通常の降臨クエストと比べても大差ない程の高いHP(ボス1戦の時点で200万、ボス2戦では300万、ボス最終戦では350万と他の星5以下制限クエストのボスの優に倍以上のHP)を持つ。加えて上記の通り光属性のビットンとブロックがボスを孫権を守るように配置されているので『攻撃の通り難さと責め辛さで難攻不落の硬さ』を誇る。
- したがってキラーや闇属性等の火力要員も必要であるが、火力としてキラーや闇属性を多く編成してしまえば『ビットンを破壊することが難しくなる』為、ビットンの攻撃力アップや属性効果で敵の攻撃が痛くなり、逆にビットンブレイカーや闇属性の編成を減らすと、『今度は敵の高いHPに加えて火力不足で結局ジリ貧』という問題が立ちふさがる等、編成にも工夫を加えなくてはならなかった。
...と最早理不尽というレベルの難しさであり、当時のモンスターでは仮にクリアできたとしてもsランククリアどころかスピードクリアすら達成は絶望的というとんでもクエストであり多くのストライカーの頭を悩ませた。
その後、既存の星5モンスターが上方修正により強化されたりコラボの開催によって強力な星4~5のキャラが多く追加されたことによって難易度はある程度緩和され、現在では少々難しいものの当時とは違いスピードクリアやsランククリアを達成することが可能なクエストにまで落ち着いている。
性能
孫権(進化前)
種族 | サムライ族 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | バランス型 | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極 | 17231 | 19311 | 296.60 |
タス最大値 | +0 | +0 | +0 |
タス後限界値 | 17231 | 19311 | 296.60 |
アビリティ | アンチダメージウォール | ||
---|---|---|---|
ストライクショット | 汝、孫呉を統べし龍となれ (ターン12) | 自身のスピードがアップ | |
友情コンボ | ホーミング12【光属性】 | 12発の属性弾がランダムで敵を狙い撃ち | 最大威力3075 |
孫権 仲謀(進化)
種族 | サムライ族 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | バランス型 | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極 | 17662 | 15304 | 243.50 |
タス最大値 | +3900 | +5225 | +86.70 |
タス後限界値 | 21562 | 20529 | 330.20 |
ゲージショット成功時 | - | 24635 | - |
アビリティ | アンチダメージウォール | 魔王キラー/幻獣キラー(ゲージ) | |
---|---|---|---|
ストライクショット | 覇皇詠唱「慟哭の黄龍」 (ターン18) | 貫通タイプになり、敵を貫く | |
友情コンボ | ホーミング18【光属性】 | 18発の属性弾がランダムで敵を狙い撃ち | 最大威力3294 |
ラックスキル | シールド | 発動ターンは敵から受ける、ほぼすべての攻撃が1ダメージになる。 |
アビリティとしてはダメージウォールに対応しており、降臨モンスターとしては平均的にステータスが高いにも拘わらず魔王キラーと幻獣キラーと二つのキラーを持ち合わせている。
素アビリティにアンチダメージウォールがある為、ゲージでアンチダメージウォールのモンスターのようなゲージが外れてしまった際にダメージウォールに焼かれてしまう、といった事故は起こらない。
友情コンボは光属性のホーミングだが1発の威力は低めでありランダムに敵を狙うので狙った敵を攻撃するのが難しくダメージ源としては使いづらいものの、ssは貫通タイプになり、敵を貫く。所謂貫通変化となっており、貫通変化と二つのキラーを持つ孫権との相性は非常に良く、キラー対象の敵であれば弱点を上手く往復すると200万以上のダメージを出すことが出来る為、フィニッシャーとして高火力を出しやすい。更に18ターンと短めで道中で使用してもボス戦以降で再度ssが溜まっているということが多く扱いやすいものとなっている。
対応するギミックはダメージウォールのみであるものの、ダメージウォールのギミックが出現するクエストでは全般的に活躍が可能となっており2種類のキラーを持っている為、クエストによってはアタッカーとして活躍することが可能となっており総じて扱いやすい性能のモンスターとなっている。
特に魔王キラーと幻獣キラーの2種類のキラーを持っている為、ギミックに対応しておりかつ雑魚に幻獣が多くボスが魔王である超絶の毘沙門天では二つのキラーを生かして高火力を出しやすくアタッカーとして活躍出来る。
進化素材
獣神玉1個、光獣玉5個
光獣石10個、大獣石30個
余談
当時の降臨としてはかなり優秀な性能を秘めていたものの上記の通り非常に難易度が高いクエストだった為、実装後はその優秀な性能に反して運極を作成しようとするストライカーはかなり少数だった様子。