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機工士の編集履歴

2023-07-08 20:19:56 バージョン

機工士

きこうし

MMORPG「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」に登場するジョブ。

データ

ロールDPS(遠隔物理)
武器種
ベースクラスなし

概要

拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」で、「暗黒騎士」「星占術士」と共に新たに追加されたジョブ。

ロールはDPS(遠隔物理)。

前提となるクラスが無く、最初からジョブの状態でレベル30から始まる。

前提クラスが無いため、ジョブを習得する条件はいずれか1つ以上のファイター・ソーサラー系ジョブでレベル30に到達していることのみ(イシュガルドに訪れている以上レベル30未満である事はあり得ないが)。

また、かつては「蒼天のイシュガルド」プレイ権を登録している事も条件に含まれていたが、こちらは現在は蒼天のイシュガルド編までは基本セットおよびフリートライアル版に含まれているため、事実上消滅している。



ちなみに「機工(magitek engineer)」ではなく「機工(machinist)」。

前者はガレマール帝国における、魔導技術のエンジニアを意味する。


ドラゴン族との戦いを継続するイシュガルドは、剣と槍を掲げる騎士の国である。

しかし空を飛び炎を吐く強力な敵に対抗する為、近年ではバリスタやカノン砲などの対竜兵器の開発にも余念がない。

そんな中、シド・ナン・ガーロンドがガレマール帝国から亡命してきたことで、エオルゼアに魔導技術が流入。イシュガルドの「スカイスチール機工房」では、魔導技術を独自に発展させた兵器が開発され、新たな機工猟兵「機工士」が生まれる事となった。


銃をメインに、様々な機工兵器を駆使して戦う。

しかし実装当初のプレイフィールについては良いものではなく、煩雑であるとの声も上がっていた。

その後パッチ5.0で大幅な調整が実施。ほぼ別ジョブと呼んでもいいくらいに変更され、「銃で何かをするとかいうよりは、兵器をたくさん使う」というコンセプトとなった。


基本的な銃のコンボ攻撃に関しても、レベルが上がるとただ銃弾を撃つだけの攻撃から「ビットを召喚して電磁フィールドのようなものを相手に投射する」技に変わるものがある。

コンボ攻撃やその他一部の攻撃で「ヒートゲージ」が上昇し、ヒートゲージを定量消費して「ハイパーチャージ」で攻撃力を上げつつ特殊技を使用可能となる。

レベルが上がるとヒートゲージとは別のゲージ「バッテリーゲージ」をチャージする事ができるようになり、チャージしたバッテリーを消費して浮遊兵器「オートタレット」を設置して支援攻撃を命じることができる。Lv80ではこのオートタレットが自律兵器「オートマトン・クイーン」に変化し、これは人型のロボットを召喚してパイルバンカーや格闘で攻撃させるもの。

さらには固有のリキャストタイマーを持つ独立技として「ドリル」や「回転のこぎり」などのロマンあふれるメカニカルな技を多数覚える。


半面、味方に対してバフを齎すスキルが少ないという特徴がある。

味方に対して何らかの変化をもたらす効果を持つスキルは、ロールアクションの「プロトン」を除けば、いくらかのダメージ軽減バフを付与する「タクティシャン」しかない。

同じ遠隔物理DPSである「吟遊詩人」「踊り子」がいずれも味方のサポートを目的としたスキル体系を持つため支援力では遠隔物理DPS中最低であり、それでいて火力自体は黒魔導士や近接物理DPSにか敵わないため、現在では「ソロや少人数パーティだとやる事が分かりやすく使いやすいジョブだが、パーティが大人数になるほど相対的に支援力不足で立ち位置が無くなる」ジョブとされている。


リミットブレイクはLv1~2は遠距離物理DPSロール共通で特筆すべきものはないが、全ジョブで固有の演出になるLv3に至るとなんと攻撃衛星に支援を要請して巨大ビームを放つ「サテライトビーム」を扱う。

威力としては単体攻撃になる近接物理DPSではないため若干見劣りするが、こうした技の数々は浪漫であり大変エモいともっぱらの評判である。


パッチ6.1でPvPの仕様が大幅に変わり、機工士のリミットブレイク「魔弾の射手」ではスナイパーライフルで長距離狙撃をかます。こちらもそのかっこよさで、おおいに話題となった。



ジョブクエストでは、イシュガルドで対竜兵器の開発を行う「スカイスチール機工房」を訪問した光の戦士が、ギルドマスターのステファニヴィアンにその素質を認められ、近頃新たに立ち上げた「機工士」となる。

ステファニヴィアンは新生のメインクエストにも登場したアインハルト家の長男で、当主にして名目上の工房長である父ボランドゥアンからは一向に機工士という存在を理解されないでいた。しかし「銃なら短い訓練期間で一般の市民でも戦力になれる」という先見の明を持っており、これは後に証明される事となる。


銃を手にすると性格が豹変する少女ジョイ、かつてリムサ・ロミンサに身を置いていた指導役ロスティンスタル。彼らと共に機工士を戦力として広く知らしめようとするステファニヴィアンだったが、旧弊の思考に凝り固まり、また家同士の対立もあって敵視してくるデュランデル家の騎士との間に一悶着生じるのであった。


ジョブクエストLv60-70では、機工士の有用性が認められ、自警団が「銃士隊」と名を改めて都市内の警備に当たっている。そんな中でイシュガルド伝来の宝剣を巡り、再び騎士との対立が生じてしまうが……


元ネタ

元ネタはFF6のエドガー

彼は機械王国フィガロの国王だが自身も高度な機械技術を身に着けた「マシーナリー」を名乗る人物で、各種機械を戦闘に利用する。

FF14の機工士にも、FF6に登場した「きかい」の内「ドリル」「オートボウガン」「エアアンカー」「バイオブラスト」「回転のこぎり」が登場する。


関連タグ

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド

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