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データ

ロールDPS(遠隔物理)
武器種
ベースクラスなし

概要

拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」で、「暗黒騎士」「星占術士」と共に新たに追加されたジョブ。

ロールはDPS(遠隔物理)。

前提となるクラスが無く、最初からジョブの状態でレベル30から始まる。

前提クラスが無いため、ジョブを習得する条件はいずれか1つ以上のファイター・ソーサラー系ジョブでレベル30に到達していることのみ(イシュガルドに訪れている以上レベル30未満である事はあり得ないが)。

また、かつては「蒼天のイシュガルド」プレイ権を登録している事も条件に含まれていたが、こちらは現在は蒼天のイシュガルド編までは基本セットおよびフリートライアル版に含まれているため、事実上消滅している。



ちなみに「機工(magitek engineer)」ではなく「機工(machinist)」。

前者はガレマール帝国における、魔導技術のエンジニアを意味する。


ドラゴン族との戦いを継続するイシュガルドは、剣と槍を掲げる騎士の国である。

しかし空を飛び炎を吐く強力な敵に対抗する為、近年ではバリスタやカノン砲などの対竜兵器の開発にも余念がない。

そんな中、シド・ナン・ガーロンドがガレマール帝国から亡命してきたことで、エオルゼアに魔導技術が流入。イシュガルドの「スカイスチール機工房」では、魔導技術を独自に発展させた兵器が開発され、新たな機工猟兵「機工士」が生まれる事となった。


銃をメインに、様々な機工兵器を駆使して戦う。

しかし実装当初のプレイフィールについては良いものではなく、煩雑であるとの声も上がっていた。

その後パッチ5.0で大幅な調整が実施。ほぼ別ジョブと呼んでもいいくらいに変更され、「銃で何かをするとかいうよりは、兵器をたくさん使う」というコンセプトとなった。


基本的な銃のコンボ攻撃に関しても、レベルが上がるとただ銃弾を撃つだけの攻撃から「ビットを召喚して電磁フィールドのようなものを相手に投射する」技に変わるものがある。

コンボ攻撃やその他一部の攻撃で「ヒートゲージ」が上昇し、ヒートゲージを定量消費して「ハイパーチャージ」で攻撃力を上げつつ特殊技を使用可能となる。

レベルが上がるとヒートゲージとは別のゲージ「バッテリーゲージ」をチャージする事ができるようになり、チャージしたバッテリーを消費して浮遊兵器「オートタレット」を設置して支援攻撃を命じることができる。Lv80ではこのオートタレットが自律兵器「オートマトン・クイーン」に変化し、これは人型のロボットを召喚してパイルバンカーや格闘で攻撃させるもの。

さらには固有のリキャストタイマーを持つ独立技として「ドリル」や「回転のこぎり」などのロマンあふれるメカニカルな技を多数覚える。


半面、味方に対してバフを齎すスキルが少ないという特徴がある。

味方に対して何らかの変化をもたらす効果を持つスキルは、ロールアクションの「プロトン」を除けば、いくらかのダメージ軽減バフを付与する「タクティシャン」しかない。

同じ遠隔物理DPSである「吟遊詩人」「踊り子」がいずれも味方のサポートを目的としたスキル体系を持つため支援力では遠隔物理DPS中最低であり、それでいて火力自体は黒魔導士や近接物理DPSにか敵わないため、現在では「ソロや少人数パーティだとやる事が分かりやすく使いやすいジョブだが、パーティが大人数になるほど相対的に支援力不足で立ち位置が無くなる」ジョブとされている。


リミットブレイクはLv1~2は遠距離物理DPSロール共通で特筆すべきものはないが、全ジョブで固有の演出になるLv3に至るとなんと攻撃衛星に支援を要請して巨大ビームを放つ「サテライトビーム」を扱う。

威力としては単体攻撃になる近接物理DPSではないため若干見劣りするが、こうした技の数々は浪漫であり大変エモいともっぱらの評判である。


パッチ6.1でPvPの仕様が大幅に変わり、機工士のリミットブレイク「魔弾の射手」ではスナイパーライフルで長距離狙撃をかます。こちらもそのかっこよさで、おおいに話題となった。



ジョブクエストでは、イシュガルドで対竜兵器の開発を行う「スカイスチール機工房」を訪問した光の戦士が、ギルドマスターのステファニヴィアンにその素質を認められ、近頃新たに立ち上げた「機工士」となる。

ステファニヴィアンは新生のメインクエストにも登場したアインハルト家の長男で、当主にして名目上の工房長である父ボランドゥアンからは一向に機工士という存在を理解されないでいた。しかし「銃なら短い訓練期間で一般の市民でも戦力になれる」という先見の明を持っており、これは後に証明される事となる。


銃を手にすると性格が豹変する少女ジョイ、かつてリムサ・ロミンサに身を置いていた指導役ロスティンスタル。彼らと共に機工士を戦力として広く知らしめようとするステファニヴィアンだったが、旧弊の思考に凝り固まり、また家同士の対立もあって敵視してくるデュランデル家の騎士との間に一悶着生じるのであった。


ジョブクエストLv60-70では、機工士の有用性が認められ、自警団が「銃士隊」と名を改めて都市内の警備に当たっている。そんな中でイシュガルド伝来の宝剣を巡り、再び騎士との対立が生じてしまうが……


ジョブアクション

  • 「スプリットショット」「スラッグショット」「クリーンショット」

基本3コンボ。それぞれヒートゲージを5上昇させる効果があり、さらにクリーンショットはバッテリーゲージも10上がる。(スラッグショットとクリーンショットはコンボ時のみ)

レベルアップで「ヒートスプリットショット」「ヒートスラッグショット」「ヒートクリーンショット」にパワーアップする。


  • 「ガウスラウンド」「リコシェット」

メインウェポンスキルのリキャストとは別に撃てるインスタントスキル。

ガウスラウンドは単体攻撃で、リコシェットは減衰するが範囲攻撃が付属する。

なおガウスラウンドは実弾ではなく電撃を与えるスタンガンのような攻撃のようで、ジョブクエストにて一般人に向けて撃つ事がある。


  • 「スプレッドショット」「スキャッターガン」

前方扇状の範囲攻撃スキル。ヒートを5上昇させる効果が付いている以外は普通の範囲攻撃。

スキャッターガンはレベルアップで昇格するスキルで、ヒート上昇が10になる。

スプレッドショットは高速連射による乱れ撃ちで装備している武器を使用するが、スキャッターガンになるとどこからか取り出したショットガンをぶっ放す。


  • 「ハイパーチャージ」「ヒートブラスト」「バレルヒーター」

ヒートゲージを50消費して「ハイパーチャージ」を発動すると、一定時間オーバーヒート状態になる。オーバーヒート状態になるとウェポンスキルの威力が若干上昇する他、オーバーヒート状態中限定のウェポンスキルが使用可能になる。

ヒートブラストはオーバーヒート状態中限定のウェポンスキルで、敵単体にオーバーヒートによる熱の塊を飛ばす。副次効果として「ガウスラウンド」「リコシェット」のリチャージを少し進める効果があり、これと「ガウスラウンド」「リコシェット」を交互に連打するのは機工士の高火力コンボの一つ。

バレルヒーターは戦闘中にしか使えないが、即座にヒートゲージを50上昇させる事ができる。


  • 「オートタレット・ルーク」「オートマトン・クイーン」

自動的に援護射撃をしてくれるメカを召喚する。バッテリーゲージ50以上で発動でき、その時のバッテリーゲージを全て消費する。威力は消費したバッテリーゲージの量に比例するが、100まで待って発動しても50溜まるたびに発動してもDPS的には余り変わらない。

タレットはそこまで大した威力ではないが、バッテリーゲージの使い道はこれしかないので使っておくだけ得。

オートマトン・クイーンはレベルアップで昇格するスキルで、格闘戦型のロボットを召喚する。各種攻撃の威力はかなり高く、これをこまめに呼ぶのと呼ばないのでは火力がかなり違う。

なおタレットはジョブクエストで習得するスキルだが、それを上書きするオートマトンはレベル習得するため、ジョブクエをやらずにレベルだけ上げるとオートマトンを何もない所から覚え、その後ジョブクエの該当箇所では何も覚えられなくなる。


  • 「ワイルドファイア」

敵の身体に時限爆弾を取り付ける。一定時間が経過するか追加入力で起爆するが、威力は設置から起爆までの間にヒットさせたウェポンスキルの回数に比例する。

最大6回分まで威力が上昇するが、時間内に6回撃てるのは「ヒートブラスト」か「オートボウガン」だけなので、オーバーヒート状態との併用が実質的に必須。


  • 「ドリル」

FF6から採用のスキル。文字通り敵に向けてドリルをぶっ放す。

無条件で撃てる600と言う高威力スキルのわりにリキャストタイムが20秒と短めなので、レベル58以上の機工士は「リキャストタイムが終わり次第ドリルを最速で撃つ」のが基本。


  • 「ホットショット」「エアアンカー」

ホットショットはバッテリーゲージを20上昇させる効果を持つ射撃。バッテリーを溜めやすい攻撃ではあるが、序盤はバッテリーを溜めた所で出すのはタレットだけなのでそんなに強くない。

エアアンカーはレベルアップでホットショットが昇格するスキルで、FF6から採用のきかいシリーズの1つ。ただし元ネタのFF6とは違って即死を仕込むスキルでは無いし、多数の鎖付きアンカーを巻き付ける演出に反して拘束する効果は一切無い。バッテリー20の効果はそのままに、ドリルと同じ威力600の高威力攻撃になる。


  • 「オートボウガン」

自動で連射するボウガンを取り出して掃射する。FF6から採用のきかいシリーズの一つ。

威力や範囲はスプレッドショットとほぼ同じだが、オーバーヒート状態限定のスキルであるため、リキャストタイムが短く連射速度が速い。


  • 「フレイムスロアー」

汚物は消毒だ~!!

前方扇状に火炎放射をする。一定時間経過するか移動や他のスキルを使ってキャンセルするまで攻撃し続けるスキルで、火炎の範囲内にいる敵にダメージを与え続ける。

DPS的にはオートボウガンとどっこいで、動きながら撃てない代わりに、ヒートゲージ等を必要としない。

一番のツッコミどころはショットガンでさえ専用のものを取り出すくせにこの火炎放射はいつも使ってる銃から出すことか。


  • 「バイオブラスト」

前方に毒物を放射する。FF6から採用のきかいシリーズの1つ。

「ドリル」とリキャストタイマーを共有する=これを撃つとドリルを撃てなくなるため初見だと敬遠されがちだが範囲攻撃としては(毒が効くなら)かなり強い。

威力50の攻撃+威力50のスリップダメージで合計して威力300分の範囲攻撃になるため、ドリルと比較して「相手が3体いれば範囲の方が強い」と言う基本のバランスを外れていない。そしてこのダメージを発生させるのに必要なアクションが最初に1発撃つだけであるため、スリップダメージを与えている間に自分は好きな事ができると考えると実際のDPSはもっと高くなる。


  • 「回転のこぎり」

前方に回転する丸ノコギリの刃を射出する。FF6から採用のきかいシリーズの1つ。元ネタでは回転刃のノコギリであるという以上に自分が回転する技だったのだが、こちらでは自分は回転しない。

レベル90習得であり、現状機工士で最後に習得するスキルである。

エアアンカーと同じバッテリー20チャージ効果を持つが昇格スキルではなく、別々に習得・使用できる。威力は同じ600で、減衰するが直線範囲攻撃でもある。

これ自体が高威力範囲攻撃で火力に貢献するのに加え、これがあるとバッテリーのチャージ速度が速くなりオートマトンの召喚間隔も縮まるため、火力への貢献はかなり高い。


元ネタ

元ネタはFF6のエドガー

彼は機械王国フィガロの国王だが自身も高度な機械技術を身に着けた「マシーナリー」を名乗る人物で、各種機械を戦闘に利用する。

FF14の機工士にも、FF6に登場した「きかい」の内「ドリル」「オートボウガン」「エアアンカー」「バイオブラスト」「回転のこぎり」が登場する。


関連タグ

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド

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