菅原孝支

すがわらこうし

漫画「ハイキュー!!」の登場人物。

「大丈夫だ。一本切ってくべ‼︎」

「先生……。俺、メリットがあるからバレーやってるんじゃないんです」

プロフィール

パワー	2	バネ	2	スタミナ	2	頭脳	4	テクニック	4	スピード	2

烏野高校バレーボール部副主将。

チャームポイントは太めの眉毛と左目下の泣きぼくろの爽やかな青年。

ポジションは影山と同じセッターで、影山が来るまでは正セッターだった。

部員からは「スガ」の愛称で呼ばれる。及川からは「爽やか君」と称された。公式が使用する二つ名は「不屈のセッター」。プレースタイルを表す二字熟語は｢篤実｣。

基本は温和で爽やかな性格で、暴走する部員のストッパーのような役割を担うことが多い。

一方ではしゃぐのも好きらしく時々謎のハイテンションを見せることがある。

要するにおちゃめ。そして少々辛辣である。

セッターとしての技術の才能は並であるが、周囲を気配りつつ、チームメイトの調子をよく観察し、雰囲気をすぐに和らげ落ち着かせる「司令塔」としての洞察力はピカイチである。

もともとの人柄もあるだろうが、試合中などはそれをより意識しているようだ。

これは影山に足りない部分であり、影山は彼に倣おうとしている。

影山が中学時代に及川から司令塔に関して学べず、結果暴走して最悪の結果を招いた。

しかし高校で日向に合わせる事を促した結果、変人速攻が生まれ、試合中に他選手の調子を意識させるアドバイスを行い影山を更なる高みへ導いた。

東峰と田中曰く「大地（さん）に説教できるのはスガ（さん）だけ」とのこと。

正セッターを菅原か影山にするかに悩む烏養に対し、「自分たち3年が長くプレイできるチャンスを多くできるのが影山なら迷わず影山を選ぶべきだ」と自分の覚悟を伝えた、強い意思の持ち主でもある。優秀な後輩たちを見守りつつも、主将をサポートし、エースを支える、良き副主将。

なお、全国トップクラスの選手たちには及ばないとはいえ、ここぞという場面で見せる渾身のトスアップには光るものがあり、特に椿原戦や鴎台戦で上げたトスは影山をして「完璧」と言わしめ、宮侑さえ「ほぉん」と感嘆の声を上げた。

また、「～だべ」等、宮城(と北海道・東北・関東の一部も)の方言を彼が一番喋っていると考えられる。

ちなみに名前は「孝支」（親孝行の孝）であって「考支」ではないので注意しましょう。

初期の公式カラー絵では髪色は黄土色だったが、現在では温かみのある灰色に統一されている。

現在は宮城県内で小学校教諭に。

同じく優秀な後輩たちを見守る良き副主将だが、優しすぎて逆にみんなをダメにしてしまうし、更に試合中に対戦相手とも仲良くしてしまったりする。

…これらに通じるものを感じるのは気のせいだろうか…。