冥王せつな

めいおうせつな

『美少女戦士セーラームーン』の登場人物。セーラープルートに変身する。

CV：川島千代子（旧作アニメ）/ 前田愛（Crystal）

プロフィール

時空の戦士・セーラープルートに変身する。褐色の肌を持つシャープな印象の美女。

かなりの高身長で、深緑のロングヘアをお団子ハーフアップにしている。

セーラー戦士最年長の大学生として初登場。物理学を専攻する理系女子であり、成績もかなり優秀らしい。後に社会人デビューした。

土萠ほたるの実質的な保護者代わりで、“せつなママ”と呼ばれている。

時空の扉の番人だったセーラープルートが命を落とし、ネオ・クイーン・セレニティの力で20世紀の人間に転生した姿。

KO大学の理学部1年生で基礎物理学科の理論物理学専攻。特別クールでもなく、普通に優しいお姉さん的存在。同じ大学に通う西村レイカとは友人。

無限三角洲を調査していたが、テルルの妖花に魂を奪われかけ、天王はるかと海王みちるとの共鳴でプルートに覚醒。以降は外部太陽系戦士としてはるか・みちると行動を共にする。

その後は赤子に転生したほたるを育て直すために忽然と姿を消し、東京湾天文台に勤務。

ほたるの十番小学校転入に伴い、自らも十番小学校の養護教諭（保険医）に転身した。

セーラープルートが20世紀で過ごすための仮の姿。

無限学園の大学理学部に潜入したが、セーラーウラヌスとセーラーネプチューンの窮地に正体を明かし、外部太陽系戦士として行動を共にする。

冷静沈着でかなり落ち着き、誰に対しても敬語で喋る。ちびうさのことはスモール・レディと呼び続けている。

SuperSには登場しないが、「劇場版SS」で再登場。二人の世界を作るはるかとみちるとの間に微妙な距離感がある。

月野うさぎたちが通う十番高校の養護教諭として登場する。

基本的には原作寄りの性格だが、斉藤レイ（ツエツエでわかる人もいるだろうか）が演じてから苦労人属性が追加。熟女ネタでいじられるようになった。

大学一年生から養護教論に転身したせつなの経歴は「大学を一年で卒業したことになってしまう」と言われることが多いが、必ずしもそうではない。

養護教諭は「専用の資格を要する医療従事者」ではないが正規教員なので、養護教諭になるには当然「教員免許」を持たなければならない。しかし、資格には一種と二種があり、二種の場合は大学を出なくても専門学校を卒業すれば取得できる。

一種は大卒程度の知識が必要だが、二種免許を持って養護教諭に就職し、経験を積みながら一種取得を目指すことも可能。

「専門学校で養護教諭の資格を得てから大学入学したが、使命を果たすため大学を中退した」という設定なら、二種免許で養護教諭になったとも考えられる。

ただし、ちびうさが月野家に入り込んだように何らかの術で養護教論になりすました可能性も否定できない。