数千年前に地球を訪れた異星人が地球人類の持つ残虐性を危惧し、その残虐性を伴い人類が宇宙に進出することを阻止するためにセットされた保険が、地球破壊兵器ガイアーである。東太平洋海底(後に海底火山の活動で「秋の島新島」になる海域)にキーとなる人造人間・マーズなどと共にセットされていた。
地球人文明の危険域到達時と予測された時期に、まずはマーズ及び偵察用ロボット「タイタン」が起動して地球人への威力偵察を行い、その結果によって(タイタンが地球人に破壊される等が起きれば)地球人文明の危険性が確認される事でガイアーが起動する、という手順を踏むように準備されていた。
しかし、劇中では海底火山の影響でマーズが誤作動を起こして覚醒してしまったことを切っ掛けに、起動することになる。
地球破壊爆弾
ガイアー最大の特徴は、地球を破壊するための爆弾を内蔵していることである。
この爆弾が起爆するには、次の内一つが満たされればよい。
- マーズがガイアーに命令する。
- マーズが死亡する。
- ガイアーが破壊される。
- 六神体が全て破壊される(ただし内部機器の破損は破壊とみなされない)。
起爆装置の解除は地球の技術では不可能であり、マーズがいかに爆発を阻止するかが話のキモである。
ガイアーの機能
ガイアーには、主人のマーズと自身を守るために、いくつかの強力な機能を持っている。
光子弾
ガイアーの主兵装であり、無数の光子弾を発生させる。OVA版ジャイアントロボのOPで、だんだん量が多くなっていくことでお馴染みである。
引力装置
強力な引力で敵を引き寄せ押し潰す装置。
バリアー
六神体の攻撃にも耐えうる強力なバリアーを張る。
本作の主要な敵である六神体(一応は神体一機で大陸を一つ壊滅させる強さではあるのだが…)は、そもそもガイアーと戦うはずではなかったため、まともにガイアーと戦って勝つことはできない。
そこで御大お得意の頭脳戦が始まるのである。(鉄人28号のように操縦者を狙ったりetc)
結末
「ナントイウミニクイ項目ダ
コレガ駄文カ……ドウシテボクハコノ項目ヲ読モウトシタ」
「ガイアー‼︎」
この一瞬、地球破壊兵器ガイアーの項目はピクシブ百科事典から消滅した。
関連項目
天のゼオライマー・開発者が自ら冥王になりたいが為に盗まれた、最凶最悪のチートロボ。此方の六神体と同様、八卦ロボを繰り出すも悉く返り討ちに遭う。
スサノオ・ヤマトタケルに登場した魔空戦神の一体。此方もガイアーや天のゼオライマーと同様に、同族の魔空戦神同士の戦いを展開する。