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概要

Minecraftに登場するmob。

基本的にはにしかスポーンしないmobで、プレイヤー以外では珍しい友好的な人間。

皆一様にえらく鼻が強調された顔立ちに、常に両腕を組んでいる、あるいは服の袖同士を合わせて手を隠しているような出で立ちをしている。「フゥゥン」、「ハァン」と、ため息にも聞こえるような独特な声が特徴。

実装当初は全員が統一された地味な格好をしてただ村の中をうろうろするだけの存在意義の乏しいNPCだったが、現在では職業の概念が追加され、個々が村の中で適当な職に就くようになり、それに伴い様々な服を着るようになった。 ちなみになんの職にも就かない緑色の服のニートもいる。

プレイヤーとの間で取引が可能で、収集した物品を売ってエメラルドを獲得したり、逆にエメラルドを支払って職業に応じたアイテムが入手できる。

取引の相場は「信頼度(人気度)」という画面上に表示されないステータスによって変動し、取引を繰り返して村人のレベルを上げたり、襲撃イベントをクリアする事で上昇する。

信頼度が高いと村人ゾンビを治療した時(後述)と同様に取引で要求されるアイテムの数が減り、アイテムやエメラルドを安価で入手できるようになる。

逆に村人を直接攻撃したり倒してしまうと信頼度は下がり(特に子供への攻撃は激減する)、取引でボッタクリ同然の価格を突き付けられたり、村の中に自然生成されているアイアンゴーレムから常に襲われるようになってしまう。

プレイヤーが死亡しても数値はリセットされないので、信頼度が下がり切った状態で村に入ってはアイアンゴーレムに始末されるという無限ループに陥りかねない点に注意。

どうしても村人の数を減らしたい場合はわざと敵対mobに襲わせたり、トラップに引っかけるといったプレイヤーが直接手を下さない方法がオススメ。サボテンに当てる、マグマブロックの上に移動させる、砂や砂利で窒息させるなど、事故死のようにすれば信頼度は落ちずに済む。

日中は村を歩いており、で作物を収穫したり、職業ブロック(金床石切台)などの前で仕事をするなどのアクションをとる。

雨が降ると建物へと避難し、夜になるとベッドで就寝する。これらの動きのサイクルは村人がネザーにいても変わらない

ゾンビが天敵であり、近くにいると距離を離して逃げようとする(ゾンビもまた村人を追跡する)。

もしゾンビに倒されてしまうと、その村人はゾンビ化してしまうことがあり(難易度がノーマルだと50%の確率で、ハードだと確実にゾンビ化する)、最悪バイオハザードさながらの連鎖的な変異が起こってしまう。

この大惨事の主な原因となりやすいのは農民で、自然生成された村だと畑が生成される場所によっては敵対Mobが湧きやすい場所にまで遠出する事があるのでゾンビに襲われやすい。また、統合版だと深夜まで外をうろつくニートもゾンビパニックの原因になりやすい。

ゾンビピッグマンからも逃げていたが、ゾンビピッグマンは村人を攻撃することはない。

だが、ゾンビピッグマンに変わって登場したゾンビピグリン(ゾンビ化ピグリン)からはJava版では逃げず(ちなみにJava版ではこれが仕様)、統合版ではVer1.18.12までは逃げていたがVer1.18.30よりJava版同様に逃げなくなった。

アップデートで登場した邪悪な村人もこの村人に敵対し、村で起こる襲撃イベントでは複数のウェーブで邪悪な村人が複数人スポーンする。

この他、飼い慣らしたオオカミが付いてきている時にうっかり攻撃すると、村人を敵と認識して襲ってしまう。

農作物を保持することができ、その農作物を他の村人に渡すことにより繁殖し、子供が生まれる。

子供はJava版と統合版では見た目が異なり、Java版では等身を小さくした形で、統合版では体こそ小さいが頭が大人と同じなため、頭身が異なる。

ディスペンサーを使うことによって見た目は透明だが村人に装備を着せることも可能。

雷が村人に落ちるとウィッチになる。このウィッチはデスポーンしないため、複数人ウィッチ化した場合は遠距離から倒す方がいいだろう。

村人が就く職業

特定のブロックが近くにあることで各種対応した職業に就けるようになる(ニートや子供は除く)。現在は13種類と結構多く、いずれもサバイバルプレイヤーへの助けになってくれるだろう。当初は服の色違いだったが、現在は各職業に応じた様々な服を身に付けるため判りやすくなった。

職業ランクは新米、見習い、一人前、熟練者、達人の5段階あり、胸元にあるバッジでも確認出来る(バッジはランクごとに石→鉄→金→エメラルド→ダイヤモンドと変わる)。ランクが高くなるほど良いアイテムを提示してくれることも多いが、基本的に取引で要求するアイテムと提供するアイテムはランダムなので、必ずしも目的のアイテムが手に入れられるとは限らないので注意。

1度も取引していない村人のみ職業ブロックの破壊と設置を繰り返すことで厳選することは可能なので、最初に取引したいアイテムは可能な限りプレイヤーの理想のものにしておきたいところ。

農民

コンポスターがあると、この職業に就く。麦わら帽子を被っているのが特徴で、主に農作物に関連するアイテムを取引出来る。

トップ画像の村人は小麦をエメラルドと取引可能だがこれはニンジンやジャガイモ、ビートルートの場合もあるため、取引する前にプレイヤーが収穫出来る作物を厳選すればエメラルド稼ぎが楽になる。職業ランクが上がると、スイカやカボチャもエメラルドと交換出来る。

エメラルドで交換出来るアイテムはパンやパイ、クッキーやケーキなど主に小麦を使ってクラフト出来るアイテムが多いが、最終的にはきらめくスイカの薄切りや金のニンジンをエメラルドと交換出来るようになる。

この村人のみ近くの畑で作物の収穫と種蒔きを行うことがあり、その際に農作物を保持するため、他の村人と繁殖を行える可能性も高い。その割に土を耕地に出来るクワは何故か持っていないため、近くに耕地がないと特に何もしないが…。

また、自然に見られる村では畑にいることが多いため、夜間ではゾンビに襲われやすい点に注意。取引を優先するなら光源アイテムで周囲を湧き潰しするか、あらかじめ村人を避難させておく方が良い。

聖職者

醸造台があると、この職業に就く。自然に見られる村では醸造台は教会のような建造物の中に置かれていることが多い。

背中にクリーパーの顔がある紫色の服が特徴。

ゾンビ系のMobを倒すと手に入る腐った肉をエメラルドと交換出来る。腐った肉の買い取りは32個と大量に必要だが、もともと使い道がほとんどないので妥当だろう。

一方エメラルドで交換出来るアイテムはレッドストーンダストやグロウストーンなど、なかなか手に入らない珍しいものが多く、醸造関連のアイテムも多い。

強敵のエンダーマンが落とすエンダーパールをエメラルドで交換することも可能なので、場合によってはエンド要塞を探すのも楽になるだろう。ただし、腐った肉以外の買い取ってくれるアイテムはピグリン交易や村人ゾンビ治療に必要な金インゴットやウサギの足、カメのウロコと、なかなか手に入れづらいものが多い。買い取りが楽な腐った肉だけで職業ランクを上げるのは少々時間がかかるのが難点。

レッドストーンダストは回路系のアイテムとして、グロウストーンは光源アイテムとしても使えるため、職業ランクを上げたい場合はエメラルドでアイテムを交換することも考慮しておこう。統合版では交換出来るグロウストーンがVer1.18.12までグロウストーンダストに格下げされていたが、Ver1.18.30よりJava版と同様にグロウストーンに交換できるようになった。

鍛冶屋

鍛冶台で道具鍛冶屋に、溶鉱炉で防具鍛冶屋に、砥石で武器鍛冶屋に就く。道具鍛冶屋は黒の前掛けを、防具鍛冶屋は溶接マスクを、武器鍛冶屋は左目に眼帯を身に付けているのが特徴。

どの鍛冶屋も共通で石炭、鉄インゴット、ダイヤモンドをエメラルドと交換でき、各種武器、防具、ツール(鍛冶屋によって異なる)、村にある鐘をエメラルドで交換出来る。また、武器鍛冶屋と道具鍛冶屋は火打石を、防具鍛冶屋は溶岩入りバケツを買い取ることがある。

道具鍛冶屋のみ最初にエメラルドで買える道具は何故か石製だが、武器と防具鍛冶屋は最初から鉄製の装備を交換出来る。どの鍛冶屋もランクが上がると最終的にはエンチャントが付いたダイヤモンド製のアイテムをエメラルドで交換出来るようになる(提供するダイヤモンド製のアイテムはそれぞれ異なる)。

取引内容の関係上、序盤で職業ランクを上げるのは非常に難しいが、最終的に貴重なダイヤモンドを装備のクラフトに費やす必要がなくなるのは非常に大きい。

エンチャントの効果が悪ければ武器鍛冶屋の砥石を使って解除することも可能で、そこからエンチャントテーブルで再度エンチャントを付与し直すことも出来るため、少なくとも1人は雇っておくとプレイヤーがデスポーンして装備アイテムがロストしたときの備えにはなるだろう。

難点は防具鍛冶屋と道具鍛冶屋で、防具鍛冶屋は熟練者と達人でリスト入りするダイヤモンドのヘルメット、チェストプレート、レギンス、ブーツは4箇所からランダムであり、防具全身を確保するのは最低でも2人以上の防具鍛冶屋が必要になること、道具鍛冶屋は一人前でリスト入りするダイヤモンドのクワと、熟練者でリスト入りするダイヤモンドのシャベルがランダムで他のアイテムとの択になるため、交換出来ないことがある。

そのため、厳選する場合はゾンビ化と治療を繰り返して取引に必要なアイテムを先に値下げしておくといいかもしれない。ダイヤモンド製のアイテムは職業ランクが高くないと取引出来ないので、他の職業よりも厳選が面倒なのはつらいところである。

武器鍛冶屋のみ鉄インゴットを使わずに職業ブロックを作ることが可能で、一人前以降の取引内容も固定されているため、先に育成しておくと今後の冒険が楽になりやすい。

また、村によっては近くに砥石が置かれている家もあり、そこにあるお宝のチェストは鉄製のアイテムを始め豪華なことが多いので、序盤で見つかればサバイバルが楽になること間違いないだろう。

司書

書見台があると、この職業に就く。本を模した帽子とメガネをかけているのが特徴。

紙や本をエメラルドで交換出来るほか、本1冊と一定数のエメラルドでエンチャントの本を交換してくれる。

このエンチャントの本にはエンチャントテーブルで付与出来ない『宝のエンチャント』のひとつ、「修繕」も対象に入っているため、これを求めて厳選するプレイヤーは多い。

Java版ではこれらの宝のエンチャント(ソウルスピード、スニーク速度上昇を除く)に加え消滅の呪い束縛の呪いも対象に入っている。統合版ではVer1.19.31までは呪いは含まれていなかったが、Ver1.19.40より含まれるようになった。

いずれのエンチャントの本も提供する効果はランダムなので、狙った効果のものが欲しい場合は根気よく厳選する必要がある。職業ランクを上げてもほぼ常にエンチャントの本が選ばれる可能性はあるが、エンチャントの本が選ばれなかった場合は透過ブロックのガラスや光源アイテムのランタン、時間を確認出来る時計などを交換出来ることもある。

最終的にはMobのデスポーンを防ぐのに役立つ名札をエメラルドで必ず交換出来る。1つエメラルド20個と高めで一見すると割に合わなさそうに感じるが、名札の入手手段は現在も少なく、釣りで手に入れるのもまた根気がいるため、取引内容が確定しているのはありがたい。

釣り人

樽があると、この職業に就く。釣り人の帽子と魚の描かれた前掛けが特徴。生魚を買い取り、エンチャントされた釣竿を売ってくれる。石炭も鍛冶屋より少し安く買い取ってくれる。

新米の時点で鱈入りバケツをエメラルド3つで売ってくれることがあり、鉄インゴットが足りないときに役に立つ。見習いではエメラルド2つで焚き火を売ってくれることも。

一人前以降の取引内容は目ぼしいものが少ないのが少々残念なところ。とはいえ熟練者で熱帯魚、達人でフグも買い取ってくれるため、魚がすべてエメラルドの供給源になるのはありがたい。

なお、一定数の生鱈や生鮭をエメラルドで同数分焼き魚にしてくれることもあるが、こちらの利用価値はほぼ皆無同然。それなのに釣りを生業にしていないと職業ランクを上げづらいという欠点があるのはなんとももどかしい。また、達人で買い取るボートは村人の服装に依存している。

革細工師

大釜があると、この職業に就く。革を加工して作られたであろう茶色の手袋と前掛けが特徴。

主に革関連のアイテムを取引出来るが、問題なのは販売の多くが革製の防具であること。革製の防具はダメージ軽減としてあまりにも頼りないため、現在でも役に立つ機会が限りなく少ない不遇な職業である。現在では革製の防具を1箇所でも身に付けていると粉雪の凍結を受けずに済むが、防御力が低すぎるせいで役に立ちづらいのは変わらない。

一人前で革よりも手に入れづらいウサギの皮が、熟練者で同じく手に入れづらいカメのウロコが取引の買い取りリストに入るため、職業ランクが上げづらいのも難点。

一応、最高ランクの達人になると鞍を売ってくれることはあり、Java版ではそれが確定しているのが幸いだが、統合版ではあろうことかその鞍を売ってくれる可能性すらランダムであること(2択で革の帽子を売ることがある)、その鞍も確定でドロップするラヴェジャーがいることから、例え鞍が目的であっても正直オススメ出来ないレベルになっている。余った革は紙と合わせて本にし、それを司書の村人に売る方が良いだろう。

羊飼い

機織り機があると、この職業に就く。ヒツジをイメージした白の前掛けと茶色の帽子が特徴。羊毛や染料を買い取り、羊毛で作れるアイテムを販売する。

作業台を使わずにクラフトが可能な唯一の職業ブロックであり、更に新米の時点で鉄インゴットが2つ必要になるハサミをエメラルド2つで販売してくれる、と地味にありがたい存在である。が、見習い以降の買い取る染料はランダムであることから職業ランクを上げづらく、以降の販売アイテムもクラフトで簡単に作れるものばかりなので、革細工師ほどではないが不遇な職業である。

一応、一人前でベッドをエメラルド3つで売ることがあり、統合版では16色からランダムとはいえ、確定で販売しているためマルチプレイ用にリスポーン地点を増やしたり、村人を手軽に増やすのには向いているのが大きい。

また、ベッドをエメラルドで買えるということは建築に使うことが多い板材の節約にも向いていると考えれば、決して聞こえは悪くない。しかし、それでも買い取りの方は依然としてランダム性に難があり、各色の染料が16色からランダムで1種、更にそれが12個も必要なので、エメラルドを稼ぐにしても総じてバイオームに依存されやすいのが難点。

バイオームにもよるため当てにしづらいが、砂漠でサボテンから取れる緑色の染料や、草地で大量に咲いている花(ヤグルマギクやタンポポ、ポピーなど)から作れる染料が、運よく買い取りリストにあればありがたいと思っておいた方が良いだろう。

統合版では2マス高の花であるヒマワリ、バラ、ライラック、ボタンを幸運エンチャントで破壊すると何故か破壊した花が増えるので、それらをクラフトして出来る染料が買い取りリストに入っていれば、実質的にエメラルドを無限に稼げる。そのため運次第なのは変わらないものの、Java版よりもエメラルド稼ぎが楽になっている。

石工

石切台があると、この職業に就く。黒の前掛けと手袋、腰には石の加工に用いるであろうハンマーが特徴。

新米のみ石ではなく粘土関連のアイテムの売買だが、見習い以降は名前の通り石関連のアイテムを取引出来る。ブランチマイニングをしているなら少なくとも1人は就職させておきたいところ。

丸石は何故か買い取ってくれず、それを精錬して出来る石も見習い以降でないと買い取ってはくれないが、余りやすい石を買い取ってくれるのは非常に大きな存在である。ツルハシにシルクタッチのエンチャントを付けると、石をそのままアイテム化出来るようになり丸石を精錬する手間が省けるので、より取引が捗るだろう。

職業ランクが熟練者・達人になると、何故かネザーにしかないはずのネザークォーツやクォーツブロックも売買するようになる。どこかから噂でも耳にしたのだろうか。

Ver 1.19以降は統合版も粘土ブロックが再生可能資源になり、その粘土は土から作れるため、今までより格段に取引しやすくなった。土から粘土を作るにはガラス瓶と鍾乳石が必要になるため、作成するのにやや手間はかかるが、身近にあるブロックがエメラルドの供給源になるのは革新的と言えるだろう。

ただ、粘土が簡単に作れるようになったせいで販売の枠はかえって需要が減ってしまったのが難点。ver 1.17で追加された鍾乳石ブロックを売ってくれることはあるが、一人前で且つランダムなので当てにしづらい。

製図家

製図台があると、この職業に就く。金のモノクルが特徴。

司書と同様、紙をエメラルドで買い取ってくれる。

コンパスとエメラルドで海底神殿や森の洋館の居場所を示す探検家の地図を売ってくれる。まだ訪れたことがない場所を優先し、その場所へ辿り着いた後に1度商品の補充を行うと更に別の場所のものを売ってくれるようになり、利便性が上がった。

また、達人になると地球の模様の旗の模様を販売する。この模様はクラフトで手に入らないため、これを手に入れる目的としても意味がある。統合版ではVer 1.18まで他の旗の模様を取り扱っていたが、Ver 1.18.10よりJava版同様地球の模様を販売するようになった。

肉屋

燻製器があると、この職業に就く。白のエプロンと頭に赤いハチマキを身に付けているのが特徴。主に生肉を買い取り、エメラルドで食べ物を売ってくれる。

肉屋という割に肉関連の取引は何故か一人前までしか行われないが、熟練者で乾燥昆布ブロックを、達人でスイートベリーを買い取るようになる。スイートベリーはタイガで生えているため、該当するバイオームでは結構需要がある。

ただし、熟練者での乾燥昆布ブロックは10個も必要で、都合コンブを90個も焼かないと買い取れないのが難点。

肉の販売もエメラルドを払ってまで必要かというと、少々微妙なところ。とはいえ、使わない生肉を買い取ってくれたり動物Mobを過剰に確保する必要がなくなるため、エンティティの削減に繋がり、ひいてはワールドの容量を減らせるため、相対的にゲームプレイが快適になりやすくなるだろう(特にスイッチ版)。

矢師

矢細工台があると、この職業に就く。狩人のような羽付き帽子と、えびらが特徴。棒、火打石、糸、羽根を買い取り、弓や矢、クロスボウを売ってくれる。

木々を伐採して原木を板材に、板材から大量に作れる棒で簡単にエメラルドを稼げる。棒は買い取るのに32個と聖職者の腐った肉に並び大量に必要だが、棒への加工は作業台を使わずに行えるため、序盤から就けておきたい職業としてはオススメ。序盤では強敵のスケルトンを倒さずとも矢を大量に確保出来るのもありがたい。

最高ランクの達人になると、使い道が少ないトリップワイヤーフックを買い取ってくれる他、一定本数の矢をエメラルドで効能付きの矢に変えてくれることもある。ステータス効果はランダムだが、エンドに行かずとも効能付きの矢を手に入れることが可能なので、手間がかからずに済むのは大きい。

統合版では大釜にポーションを入れることが可能で、そこから効能付きの矢が手軽に且つ大量に作れる他、販売の枠がエンチャントされたクロスボウとの択になっているため、Java版より有用度は減っているが、効能付きの矢の中にはサバイバルでは作れない「衰弱の矢」を作ってくれることもある唯一の存在であるため、育成して損はない。

求職者

無職の村人その1。各バイオームに依存した服装をしており、村人の基本の姿でもある。

厳密には職業ではなく、その名の通りどの職業に就くかをまだ決めていない状態で、取引はできない。

前述の通り、近くに職業ブロックを置くことで様々な職業に就かせる事ができる。

一度も取引をしていない村人は、職業ブロックを破壊する事で再び求職者に戻る。

なお、村人は平原、砂漠、雪原、タイガ、サバンナ、ジャングル、沼地の7つのバイオームで異なる服装をしており、繁殖では基本的に各バイオームに依存した服装の子供村人が誕生する。

このうちジャングルと沼地は村が自然生成されないバイオームなので、他5箇所のバイオームの服装よりも見かけづらくなっている(各バイオームを跨ぐように村が生成されることで、見かける可能性はある)。後述する村人ゾンビもスポーンした場合は基本的に各バイオームに依存した服装となっている。ゾンビ村の村人ゾンビも同じくバイオームに依存している。

ニート(無職)

無職の村人その2。緑色の服装が特徴。

こちらは求職者とは異なり、職業ブロックを置いても絶対に就職しない。

当然取引もできないので、繁殖以外は何もできない。

後天的にニートになる村人は基本的におらず、Java版だと村に最初からいるか村人ゾンビを治療した時に時々発生するが、統合版ではこれに加えて繁殖した際にも低確率でニートの村人が生まれてくる事がある。

行動パターンも独自のもので、昼間は他の村人よりも遅くに起きて、何をするでもなく寝る時間になるまで外をぶらついている(寝るタイミングはJava版だと夕方に他の村人よりも早く、統合版だと深夜まで起きている)。

亜種

村人は数少ない人間だが、敵対する村人に似た存在は結構多い。

村人ゾンビ

村人がゾンビ化した敵対Mob。とある方法で元の村人に戻す事もできる。

詳細は上記リンク先を参照。

ウィッチ

詳細はリンク先を参照。

襲撃イベントでは難易度ノーマル以上でスポーンすることがあり、回復のポーションを投げて邪悪な村人の体力回復を行う支援者となる。しかし、こちらに悪性状態を与えるポーションを投げた際に近くに邪悪な村人がいると、その邪悪な村人がウィッチに敵対することがある。

行商人

未使用の邪悪な村人、イリュージョナーに似た青い服装の村人。村の中心付近でもスポーンすることはあるが、村のない場所でも確率でランダムな位置にスポーンする。

かつては理論上はオーバーワールドのほぼどこにでもスポーンすることがあった(海上や洞窟内でもスポーンすることがある)が、統合版はVer 1.8.30から海上や洞窟内でスポーンしなくなるよう修正された。スポーンした際はリードで繋げた特別なラマを2匹連れている。

職業に就いている村人と同じように取引を行えるが、こちらは村人との取引では手に入らないものが中心で、その代わりにプレイヤーが持つアイテムの買い取りは行えない。行商人から何かしらのアイテムが欲しい場合はエメラルドをある程度確保しておく必要がある。

交換出来るアイテムはスポーンするたびにランダムだが砂やサンゴブロック、苗木、青氷など特定のバイオームに行かないと手に入らないものが非常に多く、必要なエメラルドは多くても1つにつき6個と比較的安価なのも特徴。

村人と同じくゾンビなどの敵対モンスターからは逃げ出すが、統合版ではその際に透明化のポーションを飲んで逃れる。

Java版では夜になると(ネザーやジ・エンドにいるときに)透明化のポーションをのみ朝になるとミルク入りバケツを飲んで透明化を解除する。

また、攻撃されるとお供のラマが反撃する。

村人と同じく友好mobではあるがスポーンから一定時間が経過すると、たとえ行商人を名札で名付けしていてもリードで繋げたラマと共に必ずデスポーンするという珍しい存在でもある。

このラマは「行商人のラマ」としてサバンナでスポーンする野生のラマとはまた異なる個体となっているが、野生の個体と変わらず繁殖は可能。スポーンエッグもあり、もともと装飾が付いてはいるが、カーペットを装着させることも可能

統合版では長らく様々な仕様変更があったがver 1.90.10より仕様がJava版に合わさり、リードから外れた行商人のラマも距離で自然デスポーンする。ただし、行商人のスポーンエッグを使用すると、統合版では必ず行商人のラマを2匹連れてスポーンするという違いがある。

ちなみに行商人はゲーム内では村人と別の存在として扱われているので、攻撃したり倒しても村人からの信頼度が下がる事はなく、ゾンビに殺害されてもゾンビ化は発生しない。また、透明化のポーションやミルク入りバケツを飲もうとする際に倒されると、それぞれ飲もうとしたアイテムを稀に落とすことがあるため、その気になればポーションやバケツのために殺害するという邪悪な村人のような外道なことも出来てしまう。

邪悪な村人

詳細はリンク先を参照。

村人に敵対する数少ない敵mobでいずれも強敵なので、特に基地が近くにある場合はしっかり守っておきたい。

余談

個人差や一部例外はあれどプレイヤーにとって有益な存在である事は確かなのだが、その風貌や声など全体的なビジュアルが嗜虐心をくすぐるからか、手慣れたプレイヤーからは何かと雑に扱われる傾向にある(無駄に繁殖させられる、大量虐殺される、コマンド等の検証・実験の材料にされるetc……)。

無論、そのような扱いに抵抗を示すプレイヤーも少なくないので、例えネタであっても表に出して語る時は自己責任で。

関連タグ

Minecraft 村人

Mob(Minecraft)

ゾンビ ウィッチ

アイアンゴーレム:村人の守護者。

村人に敵対する邪悪な村人たち:ピリジャー ヴィンディケーター エヴォーカー ラヴェジャー

イリュージョナーのみ未使用かつJava版のみに実装

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