概要
服装は基本的に村人と同じだが、スポーンしたバイオームには依存する。
ドラウンド(溺死ゾンビ)に変化しない事を除けば通常のゾンビと同じ扱いなので、他の敵対Mob同様に倒しても信頼度の低下といったデメリットは発生しないが、特定の手順を踏む事で通常の村人に戻すことができる(後述)。
自然に見られる村が近くにない場合は夜間に現れる村人ゾンビを治療することで新しく村を近くに作ることが可能。
その際はプレイヤーが普段使うベッドも村人の紐付きの対象になることがあるので、村を作る場合は環境に注意しておこう。
スポーン条件
- 自然スポーン
夜になると、通常のゾンビの代わりに低確率で自然スポーンする。
既に何かしらの職業に就いている村人ゾンビもスポーンする事があるが、治療して通常の村人へ戻った際、付近に職業ブロックがあるとそれに対応した職業へ転職する。
- ゾンビに倒される
村人がゾンビに倒された場合、難易度がノーマルだと50%の確率で、ハードだと確定で村人ゾンビに変化する。
当然ながら村人ゾンビに倒された村人も連鎖的にゾンビ化するので、村の湧き潰しを怠ると最悪バイオハザードのように次々とゾンビ化が感染していく。
特に子供の村人がゾンビ化してしまうと子供ゾンビ特有の素早い動きであっという間に村人を全滅させられてしまう事もあり得るので要注意。
- ゾンビ村
自然に生成された村はごく稀に至る所にクモの巣が張られていることがあり、そこにも村人ゾンビが大量に存在している。これは廃村(通称:ゾンビ村)となっており、中にいる村人ゾンビはプレイヤーが離れてもデスポーンせず、本来は家にあるはずの松明やドアもないといった特徴がある。
廃村はアイアンゴーレムも不在で、中の村人ゾンビは自然スポーンする村人ゾンビと同様、日光で焼死する可能性がある。
- イグルーの地下
雪原、雪のタイガといった雪の降るバイオームで見つかる事があるイグルーに地下がある場合、鉄格子で隔離された聖職者の村人ゾンビがおり、そこには醸造台に弱体化のスプラッシュポーションが、チェストに金のリンゴが必ず入っているため、隔離された村人ゾンビに向けてポーションを投げて金のリンゴで治療を行うことができる。なお、イグルーの地下では村人ゾンビ以外に普通の村人(求職者)も鉄格子で隔離されている。この村人ゾンビは近くに醸造台がある都合で基本的に聖職者に就いている。
統合版では村人、村人ゾンビ共にランダムな職業でスポーンするが、大釜と醸造台があるため革細工師か司祭になる事が多い。また、ごく稀に子供村人が監禁されている可能性がある。
- モンスタースポナー(モンスター スポーナー)
Java版ではモンスタースポナーではスポーンしないが、統合版ではモンスター スポーナーでもスポーンする。
村人に戻す方法
村人ゾンビの治療には、基本的に醸造台を作るための材料があるネザーの攻略が不可欠となる。
ただし、前述のイグルーの地下にはチェストに金のリンゴが、醸造台に弱体化のスプラッシュポーションがあるため、これを見つければネザーに行く前に監禁されている村人ゾンビの治療が可能。
村人ゾンビとなった村人は弱化のスプラッシュポーションを当てた後に金のリンゴを与えることにより通常の村人に戻る(ポーションに限らず何らかの手段で「弱化」のステータス効果を村人ゾンビに付与すればいい)。これは夜間で稀にスポーンする村人ゾンビも子供の村人ゾンビも同じである。
ただし、プレイヤーに敵対するのと日光で燃えてしまうのは通常のゾンビと同じなので、夜間はともかく日中ではヘルメットを拾わせたり頭上に光を遮るブロックや水が必要になる。
この他、アイアンゴーレムや手懐けたオオカミのように村人ゾンビと敵対するMobも治療の際は邪魔になるので、予め別の場所へ隔離しておくか専用の空間を作ってお互いが近寄れないようにしておくと良い。
なお、治療の際に近くに鉄格子やベッドがあると、治療完了時間がわずかに短くなる。
村人ゾンビになった後に村人に戻しても職業の取引内容が変化するため、この方法で欲しい取引内容の村人を厳選することは可能。また、この村人は値下げをしてくれるため、通常よりも取引が安上がりになってくれる。
Java版では治療した村人との取引は回数を重ねる毎に値引きされ、5段階まで値引きがなされる。なので上級プレイヤーの中には、わざとゾンビを誘引し、村人をゾンビ化させまくって治療しぼったくるという、道徳も何もあったもんじゃないプレイをする人も居る。統合版はかつてゾンビ化した村人を1度治療することであらゆる取引額が1になるという超デフレ取引を行えたが、ver1.16.100以降はJava版に合わせられた。
…が、Java版ver1.20.2および統合版ver1.20.30より割引が乗算されなくなり割引は一回限りとなってしまった。