概要
SBRの後、大西洋を渡る船の中でジョニィ・ジョースターと知り合った初代東方憲助(ノリスケ・ヒガシカタ)の娘・東方理那は、そのまま彼の故郷へ向かい翌年結婚する。ジョニィとの間にジョージと女の子を授かり、二人は幸せに暮らしていた。
しかし、ある時理那が原因不明の病にかかり、やがて命に関わるほどになってしまった。そのため二人は日本を訪れたが、その時ジョニィが持ち出した『聖なる遺体』により理那の病は取り除かれた。
だが代わりに、息子のジョージにその病が移ってしまった。
ジョニィはこれに涙を流し、『何者にも変えられない幸せ』を知る。
そしてジョージを救うために自らのスタンド『タスク』でその頭を撃ち抜いて自身にその病を移し、その後自らの頭を撃ち抜いて死亡した。直後、落石によってジョニィの頭部は潰され首無し死体となった。
皮肉にも第一部のジョナサンの遺体がディオに体を奪われ頭部だけになってしまったのとは逆に、ジョニィは頭部を失い体だけになってしまった。ただし形はどうあれ後世まで残ったのはどちらも体である為、ディオとの因縁同様逃れられない運命だったのかもしれない。
尤も一巡後のディオにあたるディエゴ(ただし並行世界の存在)は一巡前とは逆に首を先に失う羽目になったが。
余談
ジョニィの本名や理那の名前から、一巡前のジョナエリを思い出す人もいるだろう。結末もまたしかり。
2人はひょっとしたら、彼らの生まれ変わりなのかもしれない。