CV:悠木碧
概要
ヨルハを見ると問答無用で襲ってくる機械生命体の中でも異質な平和主義者。
全高:250cm、重量:360.1kg。(Ver1.1a内キャラクター紹介より)
同じく戦うことを放棄した機械生命体達で集まった村の村長をしている。
村の子供達に学問をはじめとした様々なことを教えており、彼らからは「パスカルおじちゃん」と呼ばれ親しまれている。パスカルもまた彼ら村人のことを大切に想っている。
人類や機械生命体の歴史に関心を持っており、本を読むこともある。
機械生命体が奇妙な行動をした際も興味深そうに観察していた。
「おじちゃん」とも呼ばれている通り人格は男性の物だが、声は少女のもの。この理由は、周りの機械生命体やアンドロイドを怖がらせない様、話しかけられて一番安心する声を選んだ、とのことである(悠木碧女史へのインタビューより。)。
アニメのおまけによると彼が死ぬと機械生命体の勢力的バランスが崩れそれが原因でレジスタンスは壊滅する恐れがあるという(あくまでアニメのおまけの話だが)。
アプリゲーム『勝利の女神:NIKKE』では、コラボ参戦メンバーとして選ばれている。しかも、プレイアブルで。
(9SがNIKKEの世界観的な事情でプレイアブル出来ないため、パスカルが選ばれた説もあり)
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※ネタバレ注意
3周目のA2ルート、「パスカルの絶望」にて彼の村の一部の住人が暴走。
A2の助力もあり、子供達だけは工場廃墟に避難させることに成功する。
しかし、すぐに敵性機械生命体が大量に押し寄せた為に普段は温厚な彼もついに激昂。A2と共闘しこれらを撃退することはできた。
その後、子供達の元に帰った彼とA2の前にあった光景はこの世の地獄だった。
子供達は集団自決していた。
パスカルは将来の為に子供達に様々な感情を教えていた。
その一つ、「恐怖」は、無謀なことで命を捨てないようにと願ったものだった。
その恐怖が逆に子供達の心を締め付けたと思われる。
もし彼がその場に残って彼らを安堵させていたなら避けられた悲劇かもしれない…
その後、彼の願いで記憶を消すか破壊するかの二択を迫られるが、記憶を消した場合は崩壊した村に戻り店を開いている。
その売り物の内容と前述のイベントから今作をプレイした者達に強いトラウマを植え付けたであろうことは想像に難くない。
後の公式展開では記憶を消して生存する展開が正史として採用されており、記憶を消した後も穏健派としてアンドロイド側との和平を成功させている。