概要
洋食堂《ラ・クワントス》の給仕長。
線の細い、幸の薄そうな微笑に、御婦人のファンが多い。
殺人事件を目撃して、はかなげに証言台に立つ。
(公式コメントより)
第1話に登場。29歳。洋食堂《ラ・クワントス》で給仕中に事件を目撃。成歩堂龍ノ介の裁判で、検察側の証人として登場する。
…というのは潜入捜査のための仮の姿で、本職は帝都警察の刑事部長である。
変装と潜入捜査のプロで「カンペキな捜査」を信条としており、見た目とは裏腹に熱くなりやすい。また、度々病弱な印象を受けるが、銃声が鳴ってすぐに成歩堂に飛びかかり、手際よく取り押さえられる程度の腕っぷしはある模様。
第2話では、司法省の慈獄長官に命じられて、大英帝国に留学する亜双義一真の護衛として、アラクレイ号の船員に扮して再登場する。
帝都警察の刑事部長という要職ゆえかなりの権力もあり、実際1-1では警察の威光に震え上がった証人たちが口を閉じていた為、真犯人の存在そのものが伏せられてしまった程である。しかし任務を離れれば、官憲の権威を振りかざさない親切な紳士。同時に国の未来を想い、若者の将来を想う熱い心を持った好男子である。成歩堂が英国に弁護士として留学できたのも、本国に取りなしてくれた彼の貢献が大きい。
『大逆転裁判2』にも登場し、第1話で夏目漱石とともに証言台に立つ他、第5話では大英帝国からの国際電信より依頼を受けて、とある場所に潜入し、成歩堂に証拠品を送ってくれる。