概要
後嵯峨天皇の第三皇子、母は西園寺姞子(西園寺実氏の娘)、名は恒仁(つねひと)、大覚寺統。
略歴
建長元年(1249年)に生誕、正嘉2年(1258年)に皇太子となる、正嘉3年(1259年)に即位した。文永11年(1274年)に皇子世仁親王(後宇多天皇)に譲位し院政を行う。建治元年(1275年)に後深草上皇の皇子熈仁親王(伏見天皇)を猶子にする。正応2年(1289年)に出家、嘉元3年(1305年)に崩御した。
皇統
・晛子内親王
・知仁親王
・世仁親王(第91代・後宇多天皇)
・啓仁親王
・継仁親王
- 女院:西園寺瑛子 ー 西園寺実兼の娘
・恒明親王
- 典侍:久我通能の娘
・性覚法親王
- 典侍:三条実平の娘
・良助法親王
・聖雲法親王
・覚雲法親王
・九条師教室
- 典侍:正親町三条実任の娘
・守良親王
- 典侍:法性寺雅子 ー 法性寺雅平の娘
・憙子内親王
- 典侍:平時仲の娘
・順助法親王
・慈道法親王
・行円法親王
- 宮人:洞院禖子 ー 洞院実雄の娘
・理子内親王
- 宮人:貫川
・北政所 ー 近衛家基室
- 宮人:玄駒の娘
・兼良親王
- 宮人:藤原寿子 ー 藤原景房の娘
・叡雲法親王
- 宮人:三条公親の娘
・性恵法親王
- 宮人:小倉公雄の娘
・恒雲法親王
- 宮人:民部卿三位