概要
亀山天皇の第二皇子、母は洞院佶子(洞院実雄の娘)、名は世仁(よひと)。
略歴
文永4年(1267年)に生誕、祖父後嵯峨上皇によって皇太子に立てられ文永11年(1274年)に亀山天皇から譲位され即位、在位中は亀山上皇が院政を行った。弘安10年(1287年)に熙仁親王(伏見天皇)に譲位したが院政は後深草上皇が行った。後伏見天皇即位後は伏見上皇が院政を行い皇統は持明院統が続いたことに不満を持ち幕府に働きかけ最終的に両統迭立となった。その後第一皇子後二条天皇が即位して院政を行い後に第二皇子後醍醐天皇の即位に伴って院政を行った。元亨4年(1324年)に崩御した。
皇統
・邦治親王(第94代・後二条天皇)
・奨子内親王
・尊治親王(第96代・後醍醐天皇)
・性円法親王
・承覚法親王
・性勝法親王
- 後宮:掄子女王 ー 宗尊親王の王女
・禖子内親王 ー 邦良親王妃
- 後宮:五辻宗親の娘
・愉子内親王
- 後宮:花山院長雅の娘
・皇女
- 後宮:新三位局
・皇子