概要
後宇多天皇の第一皇子、母は堀川基子(堀川具守の娘)、名は邦治(くにはる)。
略歴
弘安8年(1285年)に生誕、翌年の弘安9年(1286年)に親王宣下、持明院統の伏見・後伏見天皇が皇位に就いたため父後宇多上皇が鎌倉幕府を通して大覚寺統に皇位継承させるため永仁6年(1298年)に立太子、正安3年(1301年)に後伏見天皇から譲位され即位した。在位中に後宇多上皇が院政を行った、徳治3年(1308年)に崩御、持明院統の富仁親王(花園天皇)が継承した。
皇統
・邦省親王
- 掌侍:平棟俊の娘
・㛹子内親王
- 宮人:三条公泰の娘
・祐助法親王
・聖尊法親王
・栄子内親王
・皇女
- 宮人:三条公親の娘
・尊済法親王
- 宮人:平信輔の娘
・瑒子内親王
- 宮人:良珍の娘
・珉子内親王