概要
伏見天皇の第一皇子、母は五辻経子(五辻経氏の娘)、名は胤仁(たねひと)。
略歴
弘安11年(1288年)に生誕、正応2年(1289年)に立太子、永仁6年(1298年)に父伏見天皇から譲位され即位し院政は伏見上皇が行った、持明院統が2代続けて即位したため大覚寺統の後宇多上皇が鎌倉幕府に働きかけ正安3年(1301年)に後宇多上皇の皇子邦治親王(後二条天皇)に譲位した。徳治3年(1308年)に後二条天皇が崩御し異母弟富仁親王(花園天皇)が即位し院政を行う、文保2年(1318年)に尊治親王(後醍醐天皇)が即位するが元弘元年(1331年)に天皇の討幕計画が失敗に終わり隠岐国へ流されたため皇子量仁親王(光厳天皇)が即位し再び院政を行うが元弘3年(1333年)に足利尊氏の六波羅探題が攻められ東国に逃れようとするが同年に幕府が壊滅したため出家し建武3年(1336年)に崩御した。
皇統
・景仁親王
・兼子内親王
・豊仁親王(北朝2代・光明天皇)
- 治部卿局 ー 法印泰豪の娘
・尊胤法親王
- 高階邦子(堀河局) ー 高階邦経の娘
・法守法親王
- 正親町守子 ー 正親町実明の娘
・承胤法親王
・長助法親王
・亮性法親王
・璜子内親王
- 対御方 ー 正親町実明の娘
・慈真法親王
・覚公女王
・尊道入道親王
- 右京大夫局
・皇女
・皇女