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呼子の編集履歴

2023-09-16 09:39:20 バージョン

呼子

よぶこ

呼子とは、主に妖怪の「山彦(やまびこ)」を意味する。

曖昧さ回避

  • 山陰地方に伝わる妖怪の一つ。本項目で解説。
  • 佐賀県の地名の一つ。呼子町時代は同県最北部にあった自治体であったが、2005年に他の東松浦郡の自治体とともに唐津市と合併。松浦漬が有名。

概要

 日本の山の神・精霊・妖怪である「山彦」のこと。

 鳥取県鳥取市では、山中に住む呼子、または呼子鳥(よぶこどり)という者が山彦の声を発すると考えられていた。

 本質的には山彦と全く同じ存在だが、作品によっては全く別の妖怪として扱われている(仮面ライダー響鬼など)。


やほーやほー

 水木しげるの妖怪画では一本足の笠を被った案山子のような姿をしており、作品によって細かな差異があり、原作版鬼太郎では一つ目であったり、3期鬼太郎では目の造形が小さかったりしており、妖怪画に準拠したデザインとなったのは4期からである。


5期等では砂かけ婆が大家を務める妖怪長屋の住人として登場しており、劇場版では遠く離れた対象に声を届ける能力を駆使し、日本中の妖怪達に協力を呼びかけて妖怪四十七士への覚醒を促したり、漫画『妖怪千物語』では敵の破壊音波を跳ね返すという活躍を見せている等、隠れた実力者となっている。


一方で、敵として登場するケースも無い訳ではない。

例えば、短編『やまたのおろち』に登場する呼子は元・人間という設定であり、山彦を返しておびき寄せた人間をヤマタノオロチが蠢く水晶玉に閉じ込めて脅迫し、入れ替わるという役所であった。しかも、呼子になってしまうと脚が地面に根付いている為、次の身代わりが来るまで、ずっとそのままの状態となってしまう事になり、仮に入れ替わりを拒絶したとしても水晶玉の中にいるヤマタノオロチに喰われて死ぬしかない為、水晶玉に閉じ込められてしまう時点で完全なアウトになってしまう。

2期の第12話はこのエピソードを元にしており、この回では呼子はヤマタノオロチで金儲けを目論んでいたねずみ男を解放石の中に吸い込んで入れ替わる。呼子の存在を知る周辺の人間達からは恐れられ誰も近寄る事が無い為、呼子になり身動きが出来なくなってしまったねずみ男は助かりたい一心で、呼子だった男に身代わりの存在として鬼太郎の存在を教え、誘き寄せる。しかし、鬼太郎にヤマタノオロチを使った脅迫など通用するはずも無く、あっけなくヤマタノオロチを撃退した鬼太郎は一緒に閉じ込められた猫娘と共に脱出。当然、見捨てられそうになったねずみ男は泣きじゃくりながら鬼太郎達に助けを求め、最終的に呼子は水晶玉に閉じ込められて呼子に戻される形で制裁を食らうというオチになっている。

3期第79話でもこのエピソードがリメイクされていて、こちらでは明確に偽物という設定である。

6期第73話でもこのエピソードがリメイクされていて、ヤマタノオロチが蠢く大粒のダイヤモンドに8つの願い事(1つ目の願い事はダイヤモンドの世界に閉じ込められる為必ず「ダイヤモンドの世界から出してくれ」)を全て叶えてもらった者は呼子になってしまうという設定となっている。味方としての呼子と区別するためか、講談社の「アニメ版ゲゲゲの鬼太郎妖怪事典」では別項目で扱われている。


関連リンク

妖怪

ヨブコ(魔化魍)

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