概要
一般的な人間、もしくは変わった要素・特別な肩書き・能力の無い人間。
負の一面
普通の人間に該当する者の中には、普通である己自身に対する不満から妬みや逆恨みで特別な人間を敵視する者もいるが、逆に普通である立場を悪用して「普通ではない人間」と見なした者を差別する自称「普通の人」も少なからず存在する。
自称「普通の人」
普通である事を必要以上にアピールする人間の総称。
安全なところ(普通の身分)にいる立場をいいことに「身分」「人種」「能力」「健康」などの優劣で気に入らない相手を差別する傾向があり、その行動原理は「批判や差別は普通の人間の特権」という優越感が根底にある。
要するに「自分は普通の人間」「普通ではない人間は何をされても仕方ない」「普通だから何をしても許される」ことが最低条件にして絶対条件であるため、たとえ何の落ち度が無い相手が被害に遭っても罪悪感が薄れて「自分は普通ではない」という自覚すら無い等、ある種の思考停止状態に陥ってしまう。
また、自称「普通の人」の大半が多数派や権威主義に依存しやすい上に自分を卑怯だと感じる神経もなく賢いとさえ思っているため、第三者から己の独善を非難されても「みんながやってるから」「社会が許してるから」という責任転嫁で正当化したり、普通の人間である立場を盾に開き直ったりする等、ある意味(法律の枠組みから外れた)犯罪者や反社会的勢力よりもタチが悪いと言える。
関連タグ
同調圧力、人種差別、職業差別、加害者家族叩き:普通の人間が陥りやすい愚行。
ネット右翼、自粛警察、ツイフェミ:自称「普通の人」に該当する者達。いずれも「ただ己にとって不快だから」という個人的なエゴで気に入らない相手に危害を加える差別主義者である。
クズモブ:フィクションにおける自称「普通の人」。
メリーさん(地獄先生ぬ~べ~):元は超能力を持った人間であり、普通である立場を悪用した同級生達によるいじめが原因で自殺した後に悪霊となる等、自称「普通の人」が生み出した犠牲者とも言える。