「俺は史上最強の男…」
CV:納谷幸男
データ
- ケミー:ゴリラセンセイ
- 身長:221.0cm
- 体重:122.5kg
- 特色/力:剛腕/プロレス技
概要
『仮面ライダーガッチャード』第5話に登場。アニマルケミー「ゴリラセンセイ」が元プロレスラーのゴーレム剛力の悪意と結合して誕生したマルガム。頭部に左拳、右肩に逆さになった苦しそうな顔というアンバランスなデザインが特徴。丁度仰向けに結束バンドで拘束されたゴリラを上半身に纏ったような大柄な見た目。
ゴリラのような右腕には素体の腕が掴んでいるような造形になっており、遠目からでは怪人が小さなゴリラを担ぎ上げているようにも見える。
特殊な能力こそ持たないが筋骨隆々の身体から繰り出す格闘技を得意とし、憑依した剛力が得意としていた「風車式バックブリーカー」を必殺技に持つ。
剛力が本来持っていた暴力的な性格がマルガム化により促進されたことで、パワーで上回る以外にその暴走を止める手立てはない。
活躍
夜中の街を彷徨い、喧嘩を吹っ掛けてきたチンピラ数人を持ち前の肉体で痛めてつけていたところ、獣染みた残虐性と闘争心を気に入ったクロトーに見初められる。
その数日後、錬金アカデミーの生徒たちが訪れていた旭ジムに現れ、荒ぶる悪意のまま彼女から譲渡されたと思われるゴリラセンセイを憑依させてマルガムに変貌し襲撃。
宝太郎の変身したガッチャードの攻撃を難なく受け止め、風車式バックブリーカーを浴びせるもヴァルバラドの横槍が入ったことで戦闘を中断。ジムをぶっ壊すことを宣戦布告し退散。
そして、宣言通りに再度ジムに現れてアントレスラーへと変身したガッチャードとリングの上で再戦。前回とは違うキレのある動きに翻弄されるだけでなく、必殺技の風車式バックブリーカーを破られたことで自分のリズムを完全に崩してしまう。
善意と情熱で繋がった人のケミーのタッグマッチで追い詰められ、それでも持ち前の闘争心で立ち上がろうとするもロープの反動を利用したガッチャード必殺のドロップキック「アントレスラーフィーバー」を顔面に叩き込まれて爆散。そのまま場外に投げ出されるというレスラーにとって最も屈辱的な敗北を味わうことになってしまった。
その後はミナトの手で記憶を消されるも、得意とするプロレスで完膚なきまでに叩きのめされたことは覚えているのか、すっかり消沈した様子で警察に連れていかれた。