ふざけるなよ……類義語じゃねえか……!
- それを言ったらお仕舞い
- 言い方!(が気に入らない)
これらの言い回しとほぼ同じ意味で使われることが多い。
相手の暴言や放言、偏見に基づく言いがかりに対する怨恨や義憤をストレートに示している。
概要を言ったら戦争だろうがっ……!
ふ…… ふざけるなよ……!
戦争だろうがっ……
疑ってるうちはまだしも それを口にしたら…… 戦争だろうがっ……!
戦争じゃねえのかよっ……!
元ネタは、漫画『賭博黙示録カイジ』55話にて主人公の伊藤開司(以下カイジ)が言い放った怒りの言葉。
バイト先のコンビニ店長が店の売上金が紛失したことでカイジに疑惑をむけたことが事の始まり。身に覚えのないカイジは無論これを否定し、さらに元々そりが合わなかった店長への意趣返しとして慰謝料まで要求する。
これにビビった店長は逆切れし、加えてカイジを盗人呼ばわりしながら接客を口実にその場を逃げ出す。
これがカイジの逆鱗に触れ、退勤直後に店の前でカウンターに立つ店長に向かってこのセリフを叫んでいる。
補足
ただし、当のカイジ自身は限定ジャンケンでの借金や仲間たちの裏切りの結果としてこの時相当荒んでおり、とうぜん勤務態度は最悪であったことを記しておく。
西尾(右)をはじめとして心優しい店員もいたがカイジは全く良好な対人関係を築こうとしなかったため、日頃から店長の不興を買っていたのも事実であった。
しかし、それでもカイジ自身は店長とお互いに嫌い合っていると知りながら(※)最後の一線だけは守っているという自負だけはあったらしく、言いがかりをつけてきた店長に怒気を示すに至った。
※実際、店長のカイジに対する態度もかなりぞんざいな接し方であった。
ちなみに、実際に売上金を盗んだのはこの人物である。
備考じゃねえのかよっ!
カイジシリーズ序盤の名シーンでもあり、かつそのシーンだけ抜き出すと野暮ったい格好の男がコンビニの自動ドアを怒鳴りつけているという妙にシュールな場面であるためネットを中心にある種のネタとしても定着するに至った。
そのためか、pixivでこのタグが付く作品はほぼネタ系である。
まあ、コンビニ店長のイラストが無いからね…