概要
1919年の12月にアメリカ新聞にて掲載されていた漫画、『シンブル・シアター』の主人公であり、別名「ハロルド・ハムグレイビィ」と記載されたり呼ばれることもある。
連載開始当初は主人公のハムとその恋人オリーブ・オイル、そしてオリーブの兄であるカスター・オイルの三人が主役のコメディ漫画だった。
ちなみに、その他の登場人物としてオリーブの母親に『ナナ・オイル』やオリーブの父親に『コール・オイル』がいることも確認されている。
しかし、連載開始から数年経って脇役としてポパイが登場してからは、ポパイは何をやっても死なない不死身ぶりが読者達に大ウケして一躍人気キャラクターとなったのである。
そこからハムの人生は一変し、そのポパイに作品の主人公の座どころか、恋人であるオリーブすらも奪われてしまったのである。
その後、ハムはカスター・オイル(とオリーブの両親)と共に作品から存在を抹消されてしまい、作品名も『シンブル・シアター』から『ポパイ』に変わって、その後は皆さんのご存知の通りである。
人物関係
説明不要の有名キャラクター。その不死身ぶりで人気になってからは、ハムから主人公の座とオリーブを奪ってしまう。
ハムの元カノで、ポパイが登場してからは『主人公の座』と共に彼に奪われてしまった。
オリーブの兄で、ハムの恋路が順調に行っていればハムの義兄になるはずだったのだが、ハムがポパイに主役の座とオリーブを奪われてからは共に作品から退場することになってしまった。
それぞれオリーブの実母と実父で、こちらもカスター同様ハムの恋路が上手くいっていれば義理の両親となるはずだったのだが、ポパイにオリーブを奪われたため、ハムやカスター共々物語から退場するすることとなった。
関連項目
関連する他作品のキャラ
ほうれんそうマン:人気作品『かいけつゾロリ』の元ネタ(厳密には前作?)及び、ポパイのパロディである主人公の少年〈ポイポイ〉が変身するヒーローだが、作中(厳密にはシリーズ)での扱いは、ハムのポジションそのものである。
[[ヒロイン交代]:類似事例。