西園信助
にしぞのしんすけ
CV:戸松遥
一部ネタバレが含まれる可能性があります。
プロフィール
雷門中サッカー部所属1年生。 ポジションはDF/GK。化身使い
入学式前に行われた黒の騎士団との試合を見て松風天馬に興味を持ち、入学式で席が隣同士になったのを機にと仲良くなる。
その後はサッカーを通じてさらに天馬との絆を深めていき、天馬がフィフスセクターに反旗を翻すことを決めた時も真っ先に賛同して協力をした。
木戸川清修との試合後、三国からGK後継者としての素質を見出される。
その後幻影学園との試合で一時的にゴールを守った後、正式にGK引き継ぎの提案を受ける。
当初は突然の話に困惑し思い悩むも、その様子を見かねた春奈に呼ばれた立向居の個人特訓と励ましを受けて正式にGKを引き受ける決意を固め、翌日の練習にて化身の一端を発現させるまでに至った。
イナズマイレブンGOクロノ・ストーンの改変された歴史上では当初卓球部に入っていた。
その後復帰してからはベータのマインドコントロールを受け付けなかったメンバーの一人として続投。
時空最強イレブンの一人として指名され、三国志時代にてミキシマックスにより劉備の力を手に入れた。
イナズマイレブンGOギャラクシーでは物語中盤にアースイレブンの一員となるが、その経緯については後述参照。
特徴
非常に小柄で、耳のように両側が長く伸びた茶髪に水色のバンダナをつけている。
いつも元気で能天気で前向な性格だが、外見とは裏腹にきつめの毒舌を吐く事もある。
入部当初は抜けたところのある天馬をフォローする(自己紹介の補助やバス乗り時の牽制、忘れたスパイクを持って追いかける等)しっかり者だったが、話が進むむつれてそういった面もなりを潜め、さらにツッコミ役の狩屋の存在が出てきたことによって現在は完全に天馬と一緒にボケ倒す側に回っている。
鬼道曰く自分の限界を決めつけてしまう傾向があるらしく、その一面によりサッカー選手としての才能を開花させたり特訓メニューをこなしていけたりする天馬と一時的に壁を作ってしまったが、彼の自身を信じ思いやる気持ちを知り、吹っ切れた。
また、目金がハマっている萌えゲームの攻略をこっそりイナッターにメモする、
恐竜の話題になるとやたらと熱く語り出すなど隠れオタクではないのかと思わせる描写も
ちらほら見受けられる。
キーパーの仕事に誇りを持っているらしく、クロノ・ストーン三国志編で劉備にキーパーを任せた際
ゴールを離れてボールに突っ込んで行くという劉備の無茶苦茶な様子を見て
「あなたはキーパー失格です」「僕にキーパーをやらせろ」と言うなど珍しく激怒していた。
因みにやぶてん版ではアニメの扱いが嘘なくらいセリフが本編中にまだ無かった程影が薄かったがようやく本編で発言し、化身に覚醒する。
ギャラクシー序盤では帝国学園とのエキシビションマッチで新生イナズマジャパンの酷いプレイや井吹宗正の行動を見て涙目になっていた。
後に天馬達が宇宙に行くことを知り力になろうと同行を黒岩流星に懇願するが「役に立たない」と切り捨てられるが、それも実際は黒岩監督の謀略のうちでギャラクシーノーツ号に密航。
「どんな役割でも果たす」という条件のもとにアースイレブン加入が認められた。
加入当所は井吹相手に強い対抗心を剥き出しにしていたが、サンドリアス戦でのやりとり以降は互いを認め合っている。ガードン戦では試合に間に合わない井吹の代わりに出場。
イクサルフリート戦(アニメではファラム・ディーテ戦途中で足を負傷した井吹に代わり出場)ではギャラクシーイレブンのキーパーとして出場、新技のぎんがロケットを身に付け、これまでにない活躍を見せた。
なんとゲームだとオズロックのソウルのシュートをぎんがロケットで防ぐというスーパープレイも見せている。
イナリンクでは井吹達に「信助にソウルがあればネズミだろう」と言われている。
キャラデザの長野さん曰く、髪型は円堂から派生させてより個性をつけたとのこと。
ゲームでの性能
1作目ではDFらしくブロックが伸びるが、GKでもあるのでキャッチも高い。
キーパー化身が使えるのでGKにすることが多いと思われるが、ぶっちゃけ通常のキャッチ技が貧弱なので秘伝書を惜しみなく使った方が無難。
キャッチの高低はパスミス率にも影響を及ぼすので、敢えてキーパーにせず「トラップミスしないボランチ」的な運用方法もある。
2作目以降はGK専門になったことでブロックが並程度に低下。
「2」では時空最強イレブンの一員としてミキシマックスと化身アームドを獲得するが今作では最終的に全員が化身使いになるので、むやみにフィールドプレイヤーの化身を出しすぎて、一度に出せる化身は3人までの制限に引っかかり、肝心な時にキーパーが化身を出せない状況になりやすいので注意が必要。
「ギャラクシー」はよりキャッチの高い井吹にポジションを取られがちになるが、ストーリーでは数少ない「化身アームドできるキーパー」としての活路は大いに見出せる。
必殺技
- ぶっとびジャンプ
- かっとびディフェンス
- スカイウォーク
- ゴッドハンド
- バーニングキャッチ(2)
- ぶっとびパンチ(2)
- ムゲン・ザ・ハンド(2)
- 大国謳歌(ミキシマックス時)
- ぎんがロケット(3)
ギャラクシーのゲームではイクサルフリート戦でタイタニアスを化身アームドした状態でぶっとびパンチを披露した。
シュート技、ドリブル技、ブロック技、キーパー技と全ポジションの必殺技を使用。
イナズマイレブンから数えても、アニメにおいてすべてを使用したのは彼が初である。
化身
名称は護星神タイタニアス
青い巨人の姿をしており、発動時のオーラは虹色。
虹色に近いオーラの化身自体は他にもいるが、最も色彩鮮やかで色数も多い。
また、化身技も旧世代からの引継ぎであるためか使用フォントは装飾の凝った他化身技と違い、前作のシンプルな白抜きフォントがそのまま使われている。化身技は「マジン・ザ・ハンド」
化身発動時、名前テロップで顔と胴体が隠れてしまうのはご愛敬。
モチーフはギリシャ神話に登場するティタン神族に属するアトラス。二つ名の護星神はアトラスが天球ないしは地球を支えている事に由来すると思われる。
pixiv内では
その容姿(特に髪型)からピカチュウに似ているとする視聴者が多く、ピカチュウの格好をさせたイラストが多い。
また、天馬や剣城と言ったキャラにはさまれて不憫な位置にいるキャラとして描かれたりすることが多い。
漫画などでは笑顔で酷…鋭い発言をするキャラとして描かれたりすることもある。
セーブ率について
信助の方が三国よりセーブ率が低いというのは割と聞かれる話。
化身にアームドにミキシマックスと順調に成長を重ねてはいるが、正GKになるということは今までの三国への悪評を一手に引き受けると同義なので…
特に2期は円堂が封印されたうえ三国がほぼ登場せず、唯一のGKとしてほぼ出ずっぱりになった分、全ての失策の責任を取るはめになったことが大きい。
ノーマルシュートへのセーブ率の低さも、3度に及ぶパーフェクトカスケイド戦で大量失点を重ねた影響である。
それも劉備とのミキシマックスを得たうえでというのも大きく、化身やミキシがないからという言い訳が利かないのも痛い。
2期ではある意味攻撃力重視の脚本の被害を三国以上に受けた存在ともいえる。
3期では出番こそ減ったものの扱いがある程度改善され、面目躍如の新必殺技「ぎんがロケット」も手に入れるなどかなりフォローされた。
それに勿論、彼を純粋に愛するファンが存在するのもまた事実。くれぐれも過度なバッシングは控え、ネタにする場合は愛と尊敬を持った上で行うことが大切である。