TV放送
日本テレビで1991年から不定期放送されているバラエティ番組のタイトルでもある。
元々は、ドキュメンタリー番組「追跡」の企画の一つだったが、独立して番組化された。
文字通り、幼い子どもが「はじめてのおつかい」に奮闘する様子を取りあげる内容で人気を博す。
当初は「おつかい」のタイトル通り買い物が主流だったが、近年では親の忘れ物や土産物を届けたり、品物を取りに行くといった「おつかい」も増えている。
また、かつて「はじめてのおつかい」に出掛けた子供たちの『その後』を取材した「あの頃のおつかい」コーナーも放送されている。
2016年5月の放送では、『はじめてのおつかいに出演した男の子が父親になり、自分の娘をはじめてのおつかいに出す』という光景が見られた。
なお、日本テレビが海外事業としてこの「番組コンセプト」を販売しているため、子どもたちのおつかい奮闘を収めた同様の番組は国外にも存在する。
pixivにおいても、そのような微笑ましい光景を描いたイラストがたくさん投稿されている。
ちなみにタグ検索よりもタイトル・キャプション検索の方が多くヒットする。
絵本
1976年に刊行された筒井頼子作・林明子絵の絵本のタイトルでもある。
児童絵本として人気が高く、2016年に表紙が特殊切手の絵柄に選ばれている。
福音館書店より現在も発売されている。
あらすじ
いつつ(5歳)のみいちゃんは、ある日おかあさんから、赤ちゃんの牛乳を買うおつかいをたのまれ、百円玉を二つ握りしめて坂の上のお店に向かう。ころんでひざをすりむいたり、百円玉をおとしてしまったり、おしゃべりな太ったおばさんにさえぎられて店のおばさんに気付いてもらえなかったり…。
ようやく大きな声を出して牛乳を買えた時はずっと我慢していた涙がこぼれ、帰り道、ままが赤ちゃんをだっこして手を振っていた。
みいちゃんのおつかいはもちろんのこと、冒頭の台所の絵、坂の上のお店の中の絵もすばらしい。
裏表紙では、ひざにばんそうこうを貼ったみいちゃんが牛乳を飲んでいる。
こんとあき共々、話も作画もすばらしい名作。
関連イラスト
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B.B.クイーンズ:主題歌を担当
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