概要
正式名称は「ゴールデングラブ賞」。
日本プロ野球・NPB(→プロ野球)において、守備に秀でた選手を、9つのポジションごとに対する表彰。
セ・リーグ、パ・リーグごとに表彰されるため、毎年合わせて18名が表彰されている。
ベストナインと同じく記者投票で決めるタイトルであり、その評価基準は守備の良し悪しだが、打撃力を含めた戦力や試合のプレー以外での注目度が評価されて受賞されてしまう事もある(2005年に北海道日本ハムファイターズの新庄剛志(当時の登録名はSHINJO)が怪我で100試合近くしか出場しなかったにも関わらず選出された為、新庄自身が苦言を呈している)。
また、上記以外にも誰も選ばずに該当者なしで投票される事もある為、投票に対する批判の声もある(特に2023年のパ・リーグの遊撃手部門でオリックスバファローズの紅林弘太郎がわずか1票差で受賞を逃しているが、そのうちの1票が該当者なしだった事で批判の声が多かった)。
また、複数のポジションを守る選手(所謂便利屋)の場合はポジションごとに表が分散されてしまう為、受賞できない事がしばしある。