概要
『るろうに剣心』に登場する、柏崎念至(翁)の経営する料亭兼旅館。京都某所に居を構える。
従業員の4人は翁同様に隠密御庭番衆出身であり、翁の養女である巻町操もここで育った。
元々は御庭番衆が幕府の命により京都に情報網を敷くための拠点だったが、幕府の崩壊と共にそのまま料亭が本業となった。そのため、明治の世では御庭番衆の新たな職や生き方を見つけるまでの仮住まいか、そのまま葵屋の従業員となるかが通例だった。
京都編にて志々雄一派との戦いを決意した緋村剣心が一時の宿として使っており、以降も剣心組のたまり場として使われていた。人誅編では帰還した四乃森蒼紫が住んでいる様子が描かれている。