「なるほど。かなり興味深い話ですね。それに私が最終的に考えていた事でもある」
直人「だと思いました」(Case File43)
概要
内務省治安維持局の長官。
シティガーディアンズ発足以前から、浅見渡と共に都市防衛メカ・ライメイの開発に取り組んだり、対ロンダーズ用の特別法案を立案する等、対ロンダーズの政策を進めていた政府の人間である。
一見すると穏やかな言動の男性だが、内心では権力志向が強く当初からシティガーディアンズを自分の下に収める事を狙っていたらしく、それを滝沢直人にも見抜かれていた模様(それ以前も渡との世間話の中で、さりげなく彼の後継者について探りを入れようとしている節があった)。
後に渡が重傷を負った際に、浅見竜也が後継者に指名される前に組織を押さえようと目論んだ直人から、30世紀の情報を聞かされてそれを口実にレベル3の非常事態宣言をし、シティガーディアンズを治安維持局の管轄にして、直人をその事実上のトップに指名した。
そして、第三総合研究所に自分の執務室を設置しようとするが、渡の手で彼が事前に押さえていた過去の不正行為が公にされてしまい、治安維持局長官を解任された。
これによって後ろ楯を失った直人もシティガーディアンズのトップを解任され、さらにはブイコマンダーの音声認証機能が解除された事で、組織での立場を完全に失ってしまった。