概要
セルゲームで悟空がセルに対して使ったかめはめ波。アニメ『Z』199話では「逃すな勝利!! 決めろ超速かめはめ波」というタイトルで技名が紹介されている。
瞬間移動で相手との距離を一瞬で詰めて放たれる為、回避は困難。
渾身のかめはめ波を直撃させるための合わせ技であり、しかも悟空はあえて「自ら上空に飛んで地上のリングにいるセルを撃つ」形で気を溜め始めた。
当然この構図では悟空のかめはめ波が地球を直撃する形になるため、Z戦士はおろかセルですらもかめはめ波自体がブラフだと捉えており、既に「悟空は瞬間移動が使える」と周知されていたにもかかわらず直撃させるまで狙いを一切悟らせなかった。
命中後はセルの上半身を丸ごと吹き飛ばしているが、ピッコロ由来の再生能力を持つセルはこのダメージからも復帰してしまう。
渾身のこの技でセルを仕留める事ができなかった結果、気の消耗が激しくなった悟空は徐々に劣勢に回り、最終的に息子の悟飯に未来を託す選択をすることになる。
アニメオリジナルでは上記の通り199話のパイクーハン戦で使用された。実力的に上であるパイクーハンに対し、大技を隙を突く形で逆転勝利する。
また、『神と神』におけるビルス戦においては連続での瞬間移動で撹乱してから放ち、直撃させること自体は成功している。
外部展開では『スーパードラゴンボールヒーローズ』のPRアニメ、『時の界王神編』でも身勝手の極意”兆”の状態で使用した。