マークネモ
まーくねも
機体概要
魔導器ネモがナナリー・ランペルージから心の闇をもらう代わりに、『未来線を読む』ギアスと共に渡した、異形のナイトメアフレーム。
機体が起動した時のゲインは通常のKMFの約50倍以上。
外見は極めて生物的で、人型の機械というよりも鋼の巨人を彷彿させる。
実際に対峙して一蹴されたジェレミア・ゴットバルトは「化け物」と形容していた。
コックピット内は通常の操縦系統ではなく肥大化したネモの量子回路そのもので、ナナリーの四肢と一時的に融合して直接動かす。そのため、ナナリーは本機を「新しい体」と呼んでいる。なお、敵機を感知するレーダーは装備されている。
初登場時にはクロヴィス・ラ・ブリタニアの親衛隊とジェレミアら純血派に集中攻撃されるが、圧倒的な能力とナナリーの『未来線を読む』ギアスの力によってこれを一蹴、敵陣を斬り破ってクロヴィスに肉薄した。
2度目の覚醒の際には、草壁派の無頼と突入部隊のサザーランドをまとめて無力化。また、アリスのギアス『ザ・スピード』を辛うじてではあるがかわし、彼女のKMFであるGX01を叩きのめしている。
射撃兵装は装備されていないが、頭部から生えた「ブロンドナイフ」というワイヤーアンカーのような武装を使う。さらに虚空から巨大な太刀を取り出して振るうことができる。
ギアスユーザーとはいえナナリー自身は素人であるはずだが、コーネリア・リ・ブリタニアは本機の動きを映像で見た際、ガニメデのテストパイロットを務めた「閃光のマリアンヌ」こと、ナナリーとルルーシュの実母だった故マリアンヌ王妃を思い浮かべていた。
異様な外見と圧倒的な能力に加え、さらに自称“ナナリーの騎士”であるネモによって、ナナリーを守るためならいついかなる場所にでも召喚可能である。