上野顕太郎
うえのけんたろう
上野顕太郎は、日本の漫画家。
概要
1963年生まれ、東京都出身。愛称は「ウエケン」または「うえけん」。
1983年に『Dを訪ねた2人』で「第21回週刊少年チャンピオン新人まんが賞」特別奨励賞を受賞し、翌年週刊少年チャンピオンに掲載された『煙草撲滅委員会』で商業デビュー。
妻は声優の上野アサ。
作風
「遅筆」と「コストパフォーマンスの悪さ」を自らネタにしており、いわゆる今風の絵柄とは異なるが、緻密に描き込まれた画面で表現される奇抜かつシュールなハイセンスギャグが根強い人気を獲得している。
また「他の作家が描いた漫画」をネタに盛り込むことがあるが、コピーやトレスを用いずすべて模写するというこだわりを持つ。
時には漫画という表現形式の限界を超えたネタや、「漫画という概念」そのものを扱ったネタにも挑戦する。
作品
五万節
モーニング掲載。全三話・計11ページという短さながら、上野顕太郎を代表する作品。
「見開き二ページに五万人の大群衆」というネタを、半年かけて本当に五万人描いてしまうという、誰も真似をしたがらない伝説を築いた。
朝日のようにさわやかに
ヤングチャンピオン連載。全60話。
ゲームびと
ファミ通PS→ファミ通PS2→ファミ通PLAYSTATION+→ファミ通PSP+PS3連載。1999年に連載開始時~1998年中頃までの作品を収録した『ゲームびと公式ガイド』としてアスペクトから単行本化された。
ひまあり
モーニング連載。全19話。
いちマルはち
週刊アスキー連載。全108話。
夜は千の眼を持つシリーズ
コミックビーム連載中。第2弾『星降る夜は千の眼を持つ』第3弾『明日の夜には千の眼を持つ』第4弾『ギャグにもほどがある』第5弾『夜の眼は千でございます』第6弾…?
治虫の国のアリス
手塚治虫作品の世界に迷い込んだ少女アリスのギャグマンガ!