アオのハコ

あおのはこ

三浦糀氏による漫画作品。青春部活ラブストーリー。2021年19号「週刊少年ジャンプ」より連載中。

概要

三浦糀氏による漫画作品。

「週刊少年ジャンプ」2020年35号に『アオのハコ』を読切センターカラーで掲載。

2021年4月12日発売の「週刊少年ジャンプ」2021年19号より、同タイトル『アオのハコ』で連載開始。

同年8月4日、コミックス一巻発売。初版7万部+即日増刷10万部の計17万部というスマッシュヒットを達成した。その後10月4日の二巻発売時点で、累計35万部を達成。2022年1月4日の三巻発売時には、累計55万部突破となっている。

2023年12月時点で単行本の累計発行部数は300万部を突破している。

また次にくるマンガ大賞2021では8位＋グローバル賞を受賞。連載開始からまだ間がなく、投票期間開始時はコミックス未発売だった事からすると相当な注目度と言える。

その眩しい青春ぶりからネット上では「光のラブコメ」「読むニフラム」と呼ばれたり呼ばれなかったりし、読者を浄化し続けている。……青春ゾンビは消えてしまうかもしれないけど。

ただその青春濃度もあって、意外と人を選ぶタイプの恋愛作品。

2023年51号にてテレビアニメ化が発表された。

中高一貫のスポーツ強豪校である栄明中学高等学校を舞台にした、朝の体育館から始まる青春部活ラブストーリー。

猪股大喜（いのまたたいき）

主人公。バドミントン部所属。1話では中学三年生。4話以降は高校一年生。

猪突猛進型で、チーム競技に向かないと自覚している。千夏に恋している。

鹿野千夏（かのちなつ）

メインヒロイン。バスケット部所属。1話では高校一年生。4話以降は高校二年生。つまり大喜にとって一つ上のお姉さんの年上ヒロインとなる。

親が海外に転勤することになり、日本に残るため大喜の家で暮らすことになる。そのため、大喜とは義理の姉弟（きょうだい）のような関係になっており、少し複雑な関係になっている。

蝶野雛（ちょうのひな）

新体操部所属。大喜とは同学年。

父親が日本代表経験を持ち、周囲からも「選ばれた人」として注目を集めるが本音を吐露できる相手がおらず複雑な気持ちを抱えている。大喜に気があり事あるごとにアタックしている。

笠原匡（かさはらきょう）

バドミントン部。雛と同じく、大喜と同学年。

クールな印象で、さりげなく周囲へのアシストを行う敏腕メガネ。

守屋菖蒲（もりやあやめ）

大喜の先輩針生健吾の彼女にして、千夏の親友である守屋花恋の妹。黒髪ツインテールが特徴で彼氏をつくってはすぐに捨てる悪癖がある。大喜のバスケ部に男目当てで入ってくるが…？