Kongbo
こーべなっと
「アフリカに来い」
──Kongbo、日本人に対して
概要
アフリカのデュラ村(Dula Village)で生活するカメルーン人のYoutuber。本人は「コーベナット」とも名乗る。カメルーン人なのだが、何故か日本人向けの動画を投稿しており、その奇抜な投稿スタイルと独特の日本語センスから数多くの視聴者が居る。活動開始は2019年から。養鶏場で働いているらしい。
X(旧Twitter)にてDMや返信から日本語・日本文化を学んでいるが、日本人のおふざけでヘンテコな日本文化を学ぶことも多く、「【実験】デュラ語で立浪悪口を言うと中日ドラゴンズにバレず動画削除回避できるのか、」といったような訳の分からない動画をいくつも投稿したり、育てている七面鳥に麻生太郎と名付けている(この七面鳥たちは一度全滅し、クラウドファンディングで別の3羽を購入した)。
一方で、DMで過労の日本人から自殺を相談された際は、「生きることがしんどい日本人へ」と題して彼なりのアドバイス動画を投稿している。この動画では再生回数120万回を記録し、現在同チャンネルで最も再生回数が多い。DMで相談してきた件の日本人は考えを改め、自殺を回避したとのこと。Kongbo曰く「彼は仕事を捨てましたが心の輝きを獲得しました」。これ以外にも少しだが日本人へのアドバイスを動画で上げている。
また、現地の人々の日常会話の様子を投稿したりと、日本人には馴染みの薄い異国の人々の生活模様を見せてくれることも(ただしタイトルは「【理解しろ日本人】デュラ村日常会話 初級編:人の悪口を言う」である)
上記のようにX(旧Twitter)で変な日本文化を学んだせいか、成績の低迷している中日ドラゴンズの立浪和義監督に何故かアフリカへの亡命を呼びかけている。しかも走りながら(下の動画は再投稿されたもの)。どうもよからぬ日本人がXで「devilは日本語で立浪和義」という嘘を教え、それをKongboがつぶやいたところツッコミが殺到、「devilじゃなくてmafia」などと教える人まで現れた末に立浪監督という存在を認知し、ネタにするようになったのが原因らしい。
「生きることがしんどい日本人へ」からは、日本人全体に「アフリカに来い」と言及するようになった。もっともこれは、日本社会で生き辛さを感じている日本人に、「世界は広いのだから貴方が幸せになれる場所はきっとある、だから人生を諦めるべきではない」という彼なりの思いやりの言葉でもある。
その奇抜な投稿スタイルが故、プチ炎上することもあるが(例えばデュラ村で育てた鶏をクリスマスに食べた動画を出した際は鳥を殺すなという批判DMが殺到した)、そのときは謝罪動画に見せかけた煽り動画を投稿するなど、アフリカに居るのを良いことに日本の批判者を煽り散らかしている。
ちなみに現在のYoutubeアカウント「Kongbo2」は2代目。初代のアカウントは「【初体験】立浪風呂に入ってみた!」と題した立浪監督の頭を大量に入れた風呂に自身が浸かるコラ動画がセンシティブ判定されてしまい、凍結されている。それでも現在のKongbo2は初代よりも登録者数が多い。
SNSアカウント
KongboはX(旧Twitter)でも活動している。→X(旧Twitter)アカウント
その盛況ぶりはYoutube以上で、フォロワー数なんと11万人(2024年1月現在)。しかも定期的に投稿を万バズさせている。
こちらでもスタイルはYoutubeと同じだが、本田望結を気に入っているらしく、彼女の投稿を特に引用リポストしたり、本田望結の「おはみゆ」という挨拶を自身も真似ている。中には本田望結の投稿を引用して本人よりもいいね数を獲得してしまったことも。
元々SNSやYoutubeで活動を始めたのは、自身の生活するデュラ村を発展させるための収益源を新しく作りたいという郷土愛からである。そのためデュラ村やアフリカを馬鹿にされると普通に怒る。
また、Kongboの働くデュラ村の養鶏場には「Maru」という愛称の日本人がおり、こちらは通訳やデュラ村公式Xアカウントでの日本人向けの文章も一部担当している(当然だが日本語文はKongboより流暢)。
関連動画
佐倉あましんによる解説動画