概要
アベル・レムノとミーア・ルーナ・ティアムーンの娘(三女)。
ティアムーン帝国の第三皇女であり、ミーアベル・ルーナ・ティアムーン(ベル)の母。
名前はミーアの祖母パトリシア・クラウジウスと忠臣アンヌ・リトシュタインの名前を合わせたもので、愛称は「トリシャ」。かつての母ミーアに似て臆病だが、誰よりも真っ直ぐな性格。
ちなみに夫(ベルの父親)とはセントノエル学園で出会っての、かなり熱烈な恋愛結婚であったとか。
その夫はティアムーン帝国の南方にあるツギロニア王国のチャルコス伯爵家に産まれた(表向きの)婚外子(当時の当主の妹の息子)だったという。本来は正式に結婚する予定であったのが、なんらかの事情のために別れざるをえなくなるも、その頃には既にベルの父方祖母の内にベルの父が宿っていたのだとか。
生まれのハンデとコンプレックスを抱えながらもトリシャの励ましでハンデとコンプレックスを克服させ彼女に相応しい男になろうとした、という点ではトリシャの父に似た経歴や気質の持ち主、と言えない事もない。ただしベルを見るにおいては、かなりの挑戦者&冒険者気質を持っている可能性がある。