ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カナヘビ下目の編集履歴

2024-01-23 18:38:44 バージョン

カナヘビ下目

かなへびかもく

有鱗目トカゲ亜目の下位グループの一つ。

概要

英名(ラテン名)はLacertoidea。


頭部に大型の鱗板を備え、皮下骨は頭部を除いて発達が悪い(カイマントカゲプレートテユーなど例外も存在する)。体鱗は顆粒鱗の種が多いが、瓦状鱗の種も珍しくない。

いわゆるトカゲらしい体型をした種が多いが、四肢が退化傾向にあるものもいる(キスジバキアなど)。


カナヘビ科以外3科(カゲボウシトカゲ科・テユートカゲ科・ピグミーテユー科)はテユー上科として纏められることもある。いずれも南米が分布の中心で、カリブ地域を含む中米北米にもかなりの数が見られる。。

カナヘビ科はアフリカ大陸ユーラシア大陸西部(特にヨーロッパ西アジア)が分布の中心で、東アジアから東南アジアには特定の属のみが分布する。いずれの科もマダガスカルオーストラリア南極には分布しない。


この4科に加えて、分子系統学的観点から、ミミズトカゲ類はこのグループに含まれる。

ただし、形態・生態があまりに特殊化したミミズトカゲ類は、伝統的に亜目相当の独立した分類群と見做される。

(リンネ式階層分類と分岐分類学との齟齬によるもので、獣脚類鳥類との関係に近い)

構成分類群

テユートカゲ科

ピグミーテユー科

カゲボウシトカゲ科

カナヘビ科

ミミズトカゲ亜目

関連タグ

爬虫類 有鱗類 トカゲ 動物

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました