コンステレーション(アズールレーン)
こんすてれーしょん
無限の光年を超え、澄んだ夜空に輝く星々——
マナコで確かめ、瞳で見届け、天の宙の煌きを抱きしめてこそヒトのロマン——
指揮官、レキシントン級巡洋戦艦・コンステレーションから挨拶を
プロフィール
レアリティ | SSR |
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艦種 | 巡洋戦艦 |
陣営 | アズールレーン・ユニオン |
艦級 | レキシントン級2番艦※ |
イラストレーター | 未公表 |
CV | 佐伯伊織 |
入手手段 | イベント『光追う星の海』限定建造(2023/12/21〜2024/01/04) |
自己紹介 | ペナント・ナンバーCC-2、コンステレーション。姉妹艦と共に歩めなかったのはいささか残念だった。出番を待ち遠しくしながら、いつしか星空を眺めるのが日課に――指揮官、母港の星空はどんなものなのかな? |
公式紹介文 | レキシントン級巡洋戦艦の一隻、天体観測が趣味の少女。繊細でちょっと内気、星について語らせるとポエミーになりがち。艦船通信での人気チャンネル「本日の星座運勢」を運営しているらしい。 |
※空母のレキシントン級とは異なる。「史実解説」欄を参照。
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
2023年12月15日の公式生放送にて、新規イベント「光追う星の海」と共に発表。同月21日から期間限定建造で実装された。
意外だがユニオン陣営で巡洋戦艦が登場するのはこれが初めてである。
キャラクター像
容姿
スカイブルーのロングヘアーに、明け方の空のような青紫色の目をしている。
元になった艦船は比較的昔のもの(史実解説参照)なのだが、服装と艤装はいわゆる「II型」の近未来的なもの。全体図は壮観である。
頭の輪っかは自分の意志で消せるらしい。指揮官に「星を見るのに邪魔にならないのか」と心配されるくらいには明るく発光しているようだが役割は謎。
性格
自身の名前("constellation"には「星座」という意味もある)にちなんでか、星空や宇宙にまつわる言い回しを多用する。
天体観測を趣味にしているのだが、どうもそのせいで昼夜逆転生活を送っているフシがあるようだ。
性能
巡洋戦艦カテゴリながらSSR戦艦の上位層(ステータス値的にだいたいキング・ジョージ5世と同じくらい)と張り合えるステータス値の持ち主。そこに自前での火力・命中の強化、条件を満たせば100%発動の特殊弾幕とダメージアップと、全体的に使い勝手のいい性能。
特にユニオン艦隊を組んでいる際、ハード海域の巡洋戦艦指定で他陣営から巡洋戦艦を借りる必要がなくなった点は非常に大きい。
なお、天城などと同様、なぜか雷装値がゼロではない(おそらく史実で魚雷を装備していたことの反映?)が、魚雷は装備不可であり、スキルでの使用もない。ハード海域の雷装値条件を満たすためのものと割り切ろう。
スキル
- スケーリング・スパイラル(攻撃)
戦闘中、自身が装備中の主砲攻撃時、50.0%(MAX80.0%)で特殊弾幕Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる)。自身がユニオン兵装・設備を装備している場合、この特殊弾幕の発動率が20%アップ |
主砲攻撃をトリガーとする弾幕スキル。内訳は人型優先の投射弾2×4発と円形に広がる通常弾18発で、通常弾のほうは雷装値を参照しダメージが上がる。画面全体を広くカバーするため雑魚散らしの能力が高い。
スキルレベルを最大にして装備条件を満たせば確定発動となるのが嬉しい点。条件を満たすための装備は「高性能火器管制レーダー」「SHS」(いずれも設備)、まだ揃っていないなら「406mm三連装砲MK6」(主砲)や「四連装ボフォース40mm機関砲」(対空砲)がおすすめ。
- 星追いのマナコ(支援)
①戦闘中、自身の火力・命中が5.0%(MAX20.0%)アップ |
②速力が自身より低い敵に与えるダメージが1.0%(MAX10.0%)アップ |
自身へのシンプルなバフ。面白いのが二つ目の効果で、コンステレーション自身の快速(速力33)も相まって戦艦・巡洋艦相手であればほぼほぼダメージアップが乗る。「ジャイロスコープ」(設備)やスキル「疾きこと風の如く」を所持したオフニャで補ってやれば大半の駆逐艦まで範囲に含むことができるが、耐久面とは要相談。
史実解説
モチーフになったのは、アメリカ海軍のレキシントン級巡洋戦艦2番艦「コンステレーション」(USS Constellation, CC-2)。
艦名はアメリカ国旗の星(New Constellation of Stars)にちなむ。
レキシントン級巡洋戦艦は、第一次世界大戦を受けて1916年からアメリカ海軍が開始した大建艦計画、いわゆる「ダニエルズ・プラン」の目玉となる存在であった。
元々の案では、排水量34,300トン、35.6cm主砲10門を備え、35ノットの快速を発揮する計画だったが、第一次世界大戦の戦訓を取り入れた結果、排水量43,500トン、40.6cm砲を連装4基8門・533mm魚雷発射管8門へと拡大されている。
設計変更を受け1920年に建造が開始されたレキシントン級巡洋戦艦だったが、その直後にワシントン海軍軍縮条約が成立してしまう。
条約ではレキシントン級のうち2隻を航空母艦に転用することを認めていたが、そのベースとして選ばれたのは1番艦「レキシントン」と3番艦「サラトガ」であり、コンステレーションではなかった。サラトガが選ばれたのは、その時点でサラトガのほうがより工事が進んでいたためであった。
結果、コンステレーションの建造は1923年8月、完成率22.7%にて中止されることとなった。
日の目を見ることのなかった「巡洋戦艦コンステレーション」だが、その名はキティホーク級航空母艦2番艦「コンステレーション」(CV-64/CVA-64)、そして2026年就役予定のコンステレーション級ミサイルフリゲート「コンステレーション」(FFG-62)に受け継がれている。