Morning Everybody, こちらユニオン所属CB-2、グアムより中継しまあす!
あ、そこにいるのは噂の指揮官ね~。新しい美少女艦船タレントを迎えた今のフィーリングを一言! あは、短めにまとめてね♪
プロフィール
レアリティ | UR |
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艦種 | 超巡洋艦※ |
陣営 | アズールレーン・ユニオン |
艦級 | アラスカ級2番艦 |
イラストレーター | DISH |
CV | 各務華梨 |
入手手段 | イベント『光追う星の海』限定建造(2023/12/21〜2024/01/04) |
自己紹介 | アラスカ級大型巡洋艦の二番艦グアム、二つ名はまだ考え中! かの大戦の終盤に登場しながらもキラキラと活躍したよ! 超巡洋艦(スーパークルーザー)? 大型巡洋艦(ラージクルーザー)? それとも巡洋戦艦? まあ別に大して変わらないから何でもいいや |
公式紹介文 | アラスカ級巡洋艦、マルチタレント・グアム。カメラ饅頭チームを連れての中継活動だけでなく、パイセンことサンディエゴを見習ってのエンタメイベントでも大活躍。目指せ!母港のNo.1! 補足:戦闘ももちろん得意だよ♪ |
※史実では「大型巡洋艦」。
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
2023年12月15日の公式生放送にて、新規イベント『光追う星の海』と共に発表。同月21日から期間限定建造で実装された。
アラスカ級大型巡洋艦をどの艦種に含めるかは艦船擬人化ゲームでも解釈が分かれている(『戦艦少女』では巡洋戦艦、『アビス・ホライズン』では重巡洋艦としている)が、『アズールレーン』では重巡洋艦よりも大きな巡洋艦を含める「超巡」カテゴリがあったためそこに収まる形となった。
キャラクター像
容姿
金髪ツインテールのコート姿に、ブレマートンら一部KAN-SENに負けない立派過ぎる胸部装甲が特徴で、眼は星マーク&ハートマークのフェイスペイントも目を引く。
特に鼠径部はかなり主張が激しく、履いてないように見えても文句が言えないほど。なおイラストを担当したDISH先生がTwitterに投稿した設定ラフによれば、下はハイレグのボディスーツらしい。
艤装はなんと自律稼働する巨大人型ロボットという前代未聞のもの。
巨大な艤装ならまだしも、身の丈を大きく超えるような艤装を持つ艦はこれまでアウグスト・フォン・パーセヴァルやビスマルクZweiぐらいしかおらず(しかも彼女らは主力艦である)、グアムの異質さが際立っている。
...というか、着せ替えのSD演出からしてまんまこれ。DISH先生も腕部武装をどこぞのショットガンに換装したイラストを投下しているためおそらく確信犯。
人物
マルチタレントとして活動しており、饅頭達のカメラチームを率いて行動するに留まらず、サンディエゴへのリスペクトから、エンタメイベントにも首を突っ込むタイプ。
母港のNo.1を目指しているらしい。
自分の二つ名を考え中との事だが、マイペースで飽きっぽいとまではいかないが、結構適当なとこは適当に済まそうとする。
指揮官にもグイグイ迫っているが、好感度が高いと自分のアピールポイントについて考えはじめ、頭は微妙、抜群のスタイルは指揮官にしか見せるつもり無し、と発言している。
最終的に、『あとは素直なとこしかない………、あれ?十分じゃない?』と結論を出す。
着せ替え
実装と同時追加のバニースーツ衣装。
性能
スロット配分は超巡主砲1/駆逐副砲1/対空砲2。
これまでの超巡と異なり重巡主砲が搭載できないため注意。とはいえ基本的にイベントで同時実装された史実装備「305mm三連装砲Mk8」が最適のためあまり気にする必要はない。
超巡らしい優れた耐久面を備えつつ、あのチェシャーに匹敵する対空火力を持つ対空戦の鬼。
基本的なステータスは他の超巡と似通っているが、対空値が突出して高い。またスキルも、自己の火力は上がらない代わり、対空面をさらに強化することに特化している。
素のステータスと対空砲座2によりバンバン敵機を落としてくれ、サンディエゴパイセンと組ませようものならますます面白いことに。
そこに定時および攻撃連動の弾幕、シールド付与、UR艦ではおなじみの他艦隊支援と、史実での不遇ぶりが嘘のようなハイスペックぶりを発揮する。
完成までのコストこそかさむものの、組み入れれば艦隊全体の生存率をグンと引き上げてくれる心強い味方になってくれるだろう。
スキル
- バトルスター・ファイアワーク(支援)
1 | 自身の対空・命中が5.0%(MAX15.0%)アップ。 |
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2 | 自身の副砲兵装が2回攻撃する度に、自身の対空が1.0%(MAX5.0%)アップ(最大5回加算可能)。この効果で対空が5回加算された場合、戦闘終了時まで味方艦隊の対空がグアムより低い艦船の対空が、それぞれの艦船の対空ステータスの5.0%(MAX15.0%)分アップ。 |
対空・命中の自己バフ。条件を満たせば味方全員にバフがおすそ分けされる。
グアムより対空値の高い艦船はかなり限られるため、よほどのことがなければ全員にバフが行き渡る。高かったとしてもその艦は自分で何とかできることが多いため大丈夫だろう。
アズレンの仕様上、対空値が高いほど航空値依存の攻撃に対するダメージが抑えられるため、特に航空機の攻撃が激しいメイン海域13章・15章などで役立つ。
- ゲスト・インカミング!(攻撃)
1 | 自身が受ける航空ダメージを8.0%(MAX20.0%)軽減する。 | |
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2 | 戦闘中、自身が装備中の大型艦砲兵装攻撃時、下記の効果を交互に発動する。 | |
A | 5秒間持続し、自身の耐久上限の1%までダメージを無効にできるシールドを生成する。 | |
B | 特殊攻撃Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる)。 |
主砲攻撃に連動し、自身へのシールド付与と弾幕を交互に行う。
弾幕はシールド無視・貫通ありの斬撃で、威力はだいたい主砲攻撃1発分。範囲が広くザコを巻き込みやすい。
- ライブキャスト・サイドアシスト(防御)
1 | 戦闘中15秒毎に特殊弾幕Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる)。 |
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2 | 戦闘開始時、味方主力艦隊旗艦より上の位置にいる艦船が戦艦・巡洋戦艦・航空戦艦の場合、その艦の主砲攻撃時に敵1体をスキャンし、装甲破砕状態にする。 |
3 | 自身が所属する艦隊以外の艦隊の海域での5回目の戦闘まで、戦闘開始時自身が戦闘可能である場合、その艦隊のユニオン所属艦船の対空・命中が1.0%アップ。さらに、旗艦より距離が65以内の範囲に敵がいる場合、特殊支援攻撃Lv.1-10を展開する(威力はスキルレベルによる)。この特殊攻撃は5秒に一度しか発動できず、その戦闘中に5回までしか発動できない。 |
一つ目は直射型の定時弾幕。実はサンディエゴ改の「輝け☆バトルスター!」と同じ形。
二つ目はターゲット選定がややランダムかつ編成配置に制限がかかるが、榴弾主砲でも徹甲弾主砲と同じ効果を得られるという地味に便利なスキル。
三つ目はUR艦恒例の他艦隊支援。攻撃はシールド無視・貫通ありの斬撃と投射型弾3発。
史実解説
モチーフになったのは、アメリカ海軍のアラスカ級大型巡洋艦2番艦「グアム」(USS Guam, CB-2)。
1942年2月2日起工・1943年11月12日進水・1944年9月17日就役。
艦名は太平洋のマリアナ諸島南端に位置するグアム島にちなむ。同地は19世紀末からアメリカの支配下に置かれたが、太平洋戦争開始とともに日本が占領。巡洋艦グアム就役直前の1944年7月になってアメリカが奪還し、以降もアメリカ領として「準州」の扱いを受けている。(グアム島の詳しい歴史については個別記事に譲る)
試験航海ののち、グアムは1945年2月になって太平洋艦隊に合流、3月に第58任務部隊、ついで58.4任務群に編入される。その後沖縄から九州・四国近海にかけて展開し、空母機動部隊の対空護衛を担った。
7月には第95巡洋艦任務部隊の旗艦に配置換えとなり、終戦直前まで東シナ海と黄海で哨戒に当たった。終戦後には中国と韓国の各港を巡ったのちアメリカ本国に帰還。1947年2月17日に退役し、1961年にスクラップとされた。
グアムは太平洋戦争での戦功で2個の従軍星章(バトルスター)を得た。実働期間は2年半にも満たないという短命な艦であった。
その後、「グアム」の艦名はイオー・ジマ級強襲揚陸艦の4番艦(LPH-9)に引き継がれた。こちらは1965年就役・1995年退役で、2001年に標的艦として没している。
余談
生放送にて、公式シチュエーションボイスの製作が発表され(製作は恒例のアトリエメール)、2023年12月24日にYouTubeで無料公開された。
CVを担当した各務女史が帰国子女で英語が堪能であることを生かし、なんと日本語版に加え英語吹き替え版が同時配信されるという史上初の試みがなされている。
また、2024年2月24日からは他の作品同様DLsiteでも頒布されている。音質にこだわりたい方はこちらをどうぞ(リンク先頒布ページ)。
そしてアズールレーン7周年において、『今年1年で最もケッコンされた艦船TOP10』の第3位にランクインした。
更に、『今年1年で最も購入された着せ替えTOP10』でも8位にランクインした。
関連イラスト
↑DISH先生によるファンアート
関連タグ
- イベント『光追う星の海』で追加されたKAN-SEN