CV:伊藤あすか
概要
アメリカ海軍のアトランタ級軽巡洋艦3番艦「サンディエゴ」を擬人化したキャラクター。
作中では「アズールレーン」陣営の国家ユニオンの艦艇として登場。
イラストは夢咲楓&MDが担当。レアリティは★3(SSR)。
キャラクター像
明るくもそそっかしい元気っ娘。指揮官とは水鉄砲で遊ぼうとしたり、かけっこで競争しようとするなどフランクに接している。
エンタープライズの次に「星(勲章のこと)」をもらったことを自慢にしているが、本人はそれが何なのかよくわかっていない。
公式アホの子である。
Z23のイベントでは成績が悪く補習を強いられたうえ、大丈夫、と豪語した直後(Z23曰く)簡単な問題を前に頭がパンクしてしまった。
また、オマハとグローウォームの三人で編成すると、グローウォームが「バカ三銃士」を自称する。
その一方で、ウォーミングアップ感覚で戦っていたら戦闘が終了していたり、イベントストーリー等でも鋭い感覚で状況を捉えたり、気が付いたら戦果を挙げてるなど物事が簡単にできてしまう天才肌の一面をのぞかせることがある。
「クロスウェーブ」によれば面白いものに興味が湧くとなんでも始めるが三日坊主になることが多いらしく、まさに「天才と馬鹿は紙一重」を地で行くタイプ。
唯一歌うことに関してはうまく続いているようで、ヒッパー、ダウンズ、ホーネット達とバンド活動を行っている。
クリスマスのイベントにおいては、グリッドレイを気絶させる歌声を披露。
ラーと大きめのフォントで書かれた歌声は、その威力に無自覚な点まで踏まえて某国民的漫画のガキ大将と同類のようだ。ピンク髪やアイドルを自称するあたり、ハンガリー生まれの某サーヴァントの方が近いかもしれない。
なお後に、音痴ではなくスピーカーの調整を間違ったための大音量が原因だったとフォローされた。
「私を土に埋めると豊作になるって…もしかして私って多機能?」という台詞は中国で放映されているCMからとったネタ。
SDキャラが持っているのは中国で流通している肥料添加剤「金坷垃」(製品名でもあるのであくまでパロディ)で、発売元の企業が「アメリカン・サンディエゴ」と言う名前(実際はカリフォルニア州サンディエゴとは何の関係もなく中国の河南省に本社を置いている)であることに由来すると思われる。
この製品のCMが独特のノリなのに加え、発売元の企業の英字表記が本来の「San Diego」でなく(漢字の「聖地亜戈」をピンインで書いた)「Shengdiyage」であることなどがネタにされ、香港や台湾を含む中華圏では非常に有名な爆紅(インターネットミーム)となっている。
- 3種類(小型、大型、特殊)全ての建造で出る可能性がある。(大型、特殊は現在排出停止)
- 建造によるレアリティSSRの出現率が全建造ともに7%と比較的高めである事に加え、小型艦建造は彼女とベルファスト、明石、モントピリアの4人しか排出対象のSSRがない。しかも明石については非常に手間のかかる条件を満たさないと排出対象に加わらない。
- 小型艦建造は消費する素材アイテムと資金が大型・特殊建造の半分程度で済む上、小型艦建造は排出キャラが追加されることが他二つの建造より多い。また、小型艦建造は前衛艦隊メンバーが出やすく、主力艦隊のメンバーが当たりの中心になる大型・特殊と棲み分けられている。
- このため最もサンディエゴの出やすい小型艦建造は、前衛を厚くしたい初心者、追加キャラ狙いのベテラン指揮官とも積極的に回し、一通りの建造を終えた更なるベテラン指揮官もデイリー任務消化のためにとりあえずと回される機会が非常に多い。
以上の理由から比較的出やすいSSRであるため、他ユーザーによるSSRの建造時に表示されるチャットにおいて「建造入手 サンディエゴ」の文字列がずらりと並ぶことも稀によくある。
佐世保サーバーではあるルームのご神体とされていたり、ルルイエサーバーではTRPG用語にかけて"3D5"と呼ばれている。
そしてこの排出率の高さから、建造結果でサンディエゴが並んだ際は名前をもじって「1ディエゴ、2ディエゴ、3ディエゴ、4ディエゴ……」といったカウントが指揮官達の間で行われる事も。
ユーザーからの愛されようの影響もあってか、2017年10月23日に第11サーバー「サンディエゴ」を開放した。サンディエゴの名の由来であるカリフォルニア州サンディエゴ市にはアメリカでも有数の大海軍基地があり、現在でも多数の艦艇がこのサンディエゴを母港としている。
容姿
濃いめのピンク髪をツインテールにまとめている。白と青の服に、明るい赤のネクタイと襟元が鮮烈なアクセントになっている。
12月にはクリスマス衣装が追加された。チューブトップにミニスカートで肩もお腹も太腿も大きく露出しており寒そうだが、元気溢れる表情に凍える様子は見られない。
母港のアイドルを目指しているようだが、歌声は人を気絶させる威力があった。このためかこの衣装でSDキャラが歌う固有アクションでは顔だけ大きくなる。
曰く、スピーカーの調整を間違えていたらしく決して歌がダメというわけではないらしい。
フォローが入るまで間があり、また公式Twitter上での言及であるため、音痴と解釈している(いた)指揮官も少なくない。
実際、40万突破記念で配られたメガステージに乗せるとステージの空きスペースに複数のサンディエゴが出現、大人数で踊りながらサンディエゴ専用ソング(というかキャラソン)が流れる仕様となっており見事な歌声を披露してくれる。公式が病気
ただし乗せたSDキャラが誰であっても躍り、キャラソンも誰を乗せても同じ曲が流れる。
性能
何かとネタにされる娘だが、原典が史実であげた戦歴もあってか、性能自体は優秀。
火力こそ控えめだが耐久が高く、対空性能はS表記だけあって最大で装備なしで400以上にまで伸びる。そもそも対空300を超える艦艇が一握りしかいない中の400で、全艦艇でぶっちぎり一位である。
射程範囲と同時発射弾数に優れた全弾発射スキルと、もう一つ持つ「私はNo.1!」は、対空射撃時15%で発動と確率こそ抑えめなものの、他の対空強化と異なりデメリット無しで8秒間、パーティにいる艦艇全員の対空値を3割(最大強化時に5割)上昇させる。
対空重視の軽巡洋艦において、その性質に更に特化したキャラクターとなっている。
ただしその対空性能はいささかオーバースペックで、普段は火力などにもリソースを割いた他の軽巡洋艦でも事足りてしまう場合が多いため、真価を発揮するのは凶悪な航空戦力が現れるイベントステージや高難度ステージなどに限られる。
2018年6月21日のアップデートで追加された12章は、大量の艦載機が飛んでくるステージであるためサンディエゴが大活躍...と思いきや、艦載機の耐久がこれまでの比ではなくなっており、サンディエゴですら2、3発対空砲を当てないと倒せないという有り様である。他の艦に比べれば活躍することに変わりはないが...
まさかの改造
2018年9月13日の公式生放送で、なんと改造が実装されることが発表された。
SSR艦では初めての改造実装である。そのためレアリティはSSRから新たにURというレアリティへと進化した。
資金59500、巡洋艦改造図T3を20枚、3ディエゴor3金ブリを要求するなど、SSRの改造だけあって必要な素材数は凄まじく重く、近代化改修にパズルイベントを全てこなして入手できる「輝く☆マイク」が必要。
そのかわり、性能の方は得意であった対空をさらに伸ばしつつ弱点だった火力の無さが改善されており隙の無い性能へと変化を遂げている。オマエがNO.1だ!
控えめだった火力や装填は同陣営の副砲が装備できる軽巡並に改善し、主砲砲座+1が追加されたことで火力面での不安が改善され火力リソースとして十分すぎるレベルへと向上。
得意だった対空値に至っては+110された上に、対空補正も+15%され後述する追加スキルの効果も合わさって凄まじい域へと達している。
戦術啓発にて追加された「輝け☆バトルスター!」は自身のただでさえ高い対空値を常時10%(最大25%)向上させた上で20秒ごとに50%(最大100%)で追尾効果付きの星型弾をバラ撒く特殊弾幕を展開する。
まさかの幼女化
2019年5月30日、中国におけるこどもの日(6月1日)を控え、幼女化したリトル・サンディエゴが実装された。
詳細はリトル・サンディエゴ(アズールレーン)を参照。
アニメ版
「私の船がぁ~~~~~!!」
アニメ版である『アズールレーン_THE_ANIMATION』にも登場している。
第1話ではライブステージをしていた。
第2話では戦闘に参加していたようだったがやられたようでそこを饅頭たちに回収され、自分の船が炎上していた所を目の当たりにして泣いていた。
第3話では息抜きで海水浴をしていた所をサメに襲われる。
第5話ではシェフィールド、エディンバラ救出作戦に参加。オクラホマの指揮のもと、ヘレナと共に奮戦。五航戦の航空機を多数撃墜する活躍を見せる。
第6話では勢いよく風呂に入ったらエルドリッジが放電してる風呂だったため感電してしまう。
第10話ではピュリファイアー率いるセイレーン艦隊の奇襲で自分の船が戦わずして被害を受けてしまう。
関連イラスト
関連項目
IDW(ドールズフロントライン):声が同じ、中国産ゲーム出身、アホの子、製造で出やすい、改造強化ありと色々被っている。