金坷垃(Jinkela)は、中華人民共和国の河南省鄭州市にある美国聖地亜戈農資集団(American Shengdiyage)という会社が発売した肥料添加剤である。発売元の会社名は本来「American San Diego」のはずが漢字の「聖地亜戈」をピンインで書いた「Shengdiyage」と綴られており、出資元もアメリカ企業ではなく純中国資本である。
「普通の肥料の2倍の性能を持ち、肥料を撒く時に金坷垃を混ぜると植物が地下2メートル以下にある窒素/リン/カリウムを吸い上げることができる」とアピールされている。
商品名は、中国語では「ジンカラ」と読まれるが、日本語で読む分には音読みの「きんから」で問題ない。「坷垃」は「土の塊」と言う意味だが、JIS第2水準に含まれない漢字なので表示環境によっては文字化けに注意。
その特徴的(或いは行き過ぎた誇大広告)なテレビCMは中国のみならず香港や台湾においても爆紅(meme)として数々のMAD動画が作られるに至っている。
金坷垃3人組
アメリカ人(中央)が配送していた金坷垃をアフリカ人(左)と日本人(右)が奪い合うテレビCM。アメリカ人役の俳優は、別のバージョンのCMではフランス人として登場している。
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サンディエゴ(アズールレーン)…ゲームが中国製と言うこともありちびキャラが金坷垃の袋を持っていたり、メイン画面の会話で金坷垃のネタを振って来たりする。
東仙要(BLEACH)…CMに登場するアフリカ人が彼に似ているというもっぱらの評判である