概要
『アズールレーン』に登場するキャラクター。
アメリカ海軍のマハン級駆逐艦「ダウンズ」を擬人化したもの。CVは新名彩乃、イラストは大月紅葉が担当。
アメリカをモチーフとした国家ユニオン所属。
キャラクター
一人称「あたい」の勝気で快活な少女。指揮官に対してもくだけた口調で話しかけてくる。
活動的なタイプで、母港に帰投してすぐ再出発はいつかと聞いてくる。また、爆発に拘りがあるようで、敵を爆破したがったり、ダイナマイト漁を誘ってきたりしてくる。
しかし、関係が深まるにつれて密かに抱えていたコンプレックスを吐露してくれるように……
クロスウェーブではサンディエゴ、ヒッパー、ホーネットとバンドを組んでおり、ドラムを担当していることが明らかになり、のちのμ兵装イベントでも、ロード画面の一枚絵などで音楽活動している姿が見られた。
容姿
ややハネのある銀髪を後ろで包帯のようなリボンで一本に束ねて長く垂らし、右に流した前髪を金色のヘアピンらしいもの二本で留めている。
勝気さを体現するツリ目は右は金、左は赤のオッドアイで、左目の下に泣きぼくろ、鼻に絆創膏、不敵な笑みを浮かべる口にはちらっと八重歯。
左耳に赤いピアス(右につけているかは隠れていて確認できない)、首にドッグタグ、両手に指抜きグローブ、オフショルダーの白いワンピースには黒でU.S.NAVYの文字とシンボル、右足だけの白いオーバーニー、そしてワンピースの下からちらりと真っ赤な何かが覗いている。
装備は左手に単装砲、腰の左に魚雷発射管、右に主砲を備えている。また、肩にリュックサックの肩ひものようなベルトが掛かっていて、背中側に煙突状の艤装が覗いているため、おそらく背負っているものと思われる。
ダウンズ改になるとさらに活動的な印象が強まる。
主な変更点は、髪留めがヘアピン・リボンから別のアクセサリーに変更、髪に真っ赤なメッシュが入る、ベストを羽織る、ピアスが錨型のものに変更される、ニーハイは両足に黒いものになる、首に鋲のついた黒いチョーカーが追加、肩ひもが鋲付きのベルトになっている、武装の形状が左右とも魚雷発射管と主砲が合体したものになった等。
改造前は姉であるカッシンとはあちこちが左右対称、白黒反転で揃えられている。
前髪の流れる方向および見えている耳、オッドアイの色配置、泣きぼくろ、装備の位置などいずれも左右逆になっていて、髪や服、ソックスの色は正反対(正確にはカッシンの服は紺~藍色)。
ただし、なぜかオーバーニーは二人とも右足のみである。
2021年6月には着せ替えスキンの「パートタイムボンバー」が実装された。姉のカッシンと同時の、学生服スキンである。
性能
レアリティはノーマルで、改造前はステータス上特別秀でているところはない。強いて言うのであれば、ノーマルゆえに燃費がいい所だろう。姉のカッシンとスキルまで含めて性能はまったく一致している。
HPが20%を下回ると戦闘中一度だけ大幅に回復できる「Recommissioned」のスキルが最大の売りで、駆逐艦の中ではカッシンともども非常にタフネスが高い耐久型。そのためオート周回のお供として扱いやすい。
改造後は火力と装填の強化により手数の大幅に増えた砲撃と、速力と回避の上昇でより磨きがかかった耐久とで攻防とも強化されている。
また、素の速力がかなり高くなり、低速艦の牽引にも使いやすい。実装当時は短期間だが、全艦船最速だった時期もある。
元々ノーマル艦のため圧倒的な強キャラではないものの、耐久力が高くて速くて低燃費なので、重巡洋艦の随伴にして速力を補ったり、周回用でコストを抑えつつも戦力を補ってほしい時に組み込んだりといろんな場面で扱いやすい便利な艦と言える。
また、アリゾナ、オクラホマ、カッシンとの四人で図鑑報酬が設定されている。
元ネタ
ダウンズは真珠湾のドックに入渠中、真珠湾攻撃による日本軍機の爆撃を受けて魚雷が誘爆、隣にいたカッシンと二隻揃って沈没してしまう。
一度は除籍されてしまうが、カッシンともども機関と艤装をサルベージし、船体をほぼ全部作り直す大規模な修復を経て再就役(Recommissioned)を果たし、終戦まで戦い抜いた。
自己紹介で身体がそっくり入れ替わったと述べているのはこの大規模修復から来ていると思われ、上述のコンプレックスというのも身体の欠損のこと。
カッシンのオッドアイは片目が義眼であるからと言及があるため、ダウンズも同様であると思われる。
関連イラスト
ダウンズ改
↓イラストはカッシンだが、差分に衣服の模様素材