概要
たとえば「アフリカの貧しい子供たちに比べれば、お前の不幸は大したことない」「アフリカには食事をまともに取れないほど貧しい子供たちがいるのだから、貴方は残さずに食べなければならない」など、自分の不幸・不遇を嘆く言動に対し、あえて極端な例えを用いて、相対的に見れば貴方はまだ幸せな方ですよね?と論破する際に使われる。
問題点
主な批判として、「他人の不幸と自分の不幸のレベルを相対化すること事態が間違いである」との意見が多い。たとえ他人が自分より過酷な状況であるからといって、自分が置かれた状況が改善するわけではないため、本気で悩んでいる人に一般論のアドバイスや教訓として用いるのは危険である。
自分の恵まれた境遇を理解し、何気ない日常への感謝を示すなど、自己肯定感やモチベーション維持のために適度に用いる分には問題ないが、他人の不幸発言を論破する目的で妄りに用いることは、反感を招く恐れがある。