概要
ザフトのエリートパイロット・ディアッカ・エルスマンと、アークエンジェル通信員のミリアリア・ハウのカップリング。数少ないコーディネイターとナチュラルのカップリングである。
ミリアリアはトール・ケーニヒと付き合っていたが、イージスガンダムの攻撃を受けトールが戦死。
この際の戦闘でディアッカのバスターガンダムは地球連合軍に敗北、捕虜としてアークエンジェルに引き渡される。
タイミングも悪くトールが死んだことを知らずに茶化してしまったディアッカに、ミリアリアは激昂し襲いかかる。
しかし、コーディネイターを憎悪するフレイの姿を思い出し、憎しみにとらわれることを止めて前を向いていく。
そんなミリアリアを見て、ディアッカの中でナチュラルに対する扱いが変わっていく。
その後、ディアッカはミリアリアに対し心を開き、彼女のために戦場に立っていった。
彼の戦う理由が大きく変わった転機である。
ちなみに、続編の時点ではとっくにディアッカはミリアリアに振られたようであり、本編で関わりも見られなかった。
…しかし後に制作側から「絡みが書かれなかっただけで本当に別れたわけではなく、何かと世話を焼こうとするディアッカの態度が原因で痴話喧嘩をしているようなもの」とフォローされておりミリアリアの「振っちゃった」発言もあくまで世間体のために言っただけで本心からではないらしい。
2024年1月に公開された劇場版には2人とも登場したが、ディアッカは宇宙で戦い、ミリアリアは地上でカガリを補佐した為、2人が出会う場面は描かれなかった。
しかし劇場版の登場キャラが全国の都道府県を視察して回るコラボ企画「47都道府県ご当地ビジュアル」が行われ、長崎県にはディアッカとミリアリアが訪れた。リンゴを象ったフルーツバス停の中にミリアリアが座り、ディアッカは外の壁に凭れているという2人の微妙な関係を表す絵で、およそ20年ぶりの公式からのネタ提供は長年のファンを大いに湧かせた。
創作物の世界では、「ガンダムSEEDDESTINY」での後日談を描いたもの(ディアッカが赤服ではなく緑服)も多い。